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2004/11/24(水)
交戦、闇の中
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それは、俺が風呂から上がった時の出来事だった。 濡れた髪を乾かそうと、俺はいつも通りに店(理容店経営、自営業)に行こうとしていた。店のフロアに差し掛かる時、なにか不審な気配がした。 店の中は暗がりになっていて、今自分のいる場所からは店になにがあるか視認できない。だが長年暮らしている場所だからだろうか。なにかがある―――いや、『いる』のを感じた。 目を凝らしてよく見る。なにかがいた。『それ』は黒く、楕円形をしていた。なるほど、確かに闇の中に紛れていれば視認するのはそう簡単ではない。 『それ』は敵である。俺の―――いや、人類の宿敵とも言える否定すべき存在。少なくとも、『それ』と相容れることはまず不可能だ。 ならばここで取る行動はただ一つ―――武力を以って駆逐するのみだ。 周りに武器は無いかと目を走らせて探す。まず発見したのは新聞紙。夕刊だけでは薄くて心許ないので、スポーツ新聞を加工して強化する。接近戦はこれで十分だろう。 だが肝心の射撃武器が見つからない。さすがに初撃から接近戦はリスクが大きい。敵に発見される可能性も大きく、なにより俺は接近戦には向いていない。 一度エリアを移動し、探す。するとすぐに見つかった。スプレー缶を手にし、元いた場所に戻った。 奴は移動していなかった。好都合だ。装備は十分。 ―――戦闘開始。 銃口を奴に向け、即座にトリガーを引く。乾いた音と共に、霧が噴射される。虚を突かれた奴は避けられずに毒霧をまともに浴びてしまう。だが奴はすぐに逃げ、こちらからは死角となる場所に隠れた。 しまった。二撃目が遅れてしまった。これはかなりの痛手だ。こうなればこちらから攻めるのは得策ではない。ならば俺も待ち伏せする。こうなったら根競べだ。 数秒後に姿を現したのは奴だった。俺は迷わず右手のサーベルを構える。 「チェストォォォォォッ!」 気合一閃、振り下ろす。スパーンッ!と、必殺の音が店の中にエコーする。 戦闘は、こちらの勝利に終わった。俺は一息吐くと、最後の言葉を紡いだ。 「―――任務、完了……」
はいどーも、相変わらず神無月です(笑) まあこんなことがありました。『それ』と形容していましたが、まあ多分わかると思います。いやー、やっぱ嫌いですね、『それ』は。なんか禍々しい感じがします。 まあ汚い話はここまでで…。 もう十一月も終わりですね。あ、もうすぐとげとチノの誕生日だ。プレゼントは多分買えねーな(笑)金ねーし(泣) 今日は友人M宅に行って遊んでました。まあやるのは主にギルギアとZガンダムです。今日はギルギアで初めてクリフ・アンダーソンを使いました。いやー、面白いですねあのおじーちゃん。今時ちゃぶ台ひっくり返すキャラなんて…(笑)って、知らない人にはまったく面白くない話題ですね(汗) 今日はなんか食ってばっかの一日でしたね。昼飯にセブンイレブンのおでん食って、ポークフランク食って、飴食って飴食って飴食って……飴多いな(汗) あと銭金見ましたね。いやー、やっぱ土田さんは面白いなー(笑) さて、中途半端な日記でしたが今日はこの辺で。2004年も残すところあと一ヶ月ほど。みなさん、頑張りましょー!(なにをや)
著:実はまた少し喉をやられたっぽい神無月 時雨
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