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2005/01/26(水)
邂逅
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ぐぅ・・・。 突然、俺の胃袋が切実に『なにか食わせろ』とでも言わんばかりに訴えてきた。そういえば、今日は昼食を取っていなかった。 腕時計を見る。時刻は四時半。軽くなにか食べておくか。と俺はコンビニへ立ち寄った。 いつものようにカップラーメンの棚へ行く。なんか新しいラーメンがあったので、試しに食べてみるかと思い、それを持ってレジに行った。 いらっしゃいませ。と店員が迎える。 「150円になります」 俺は150円を払い、買った品を受け取った。 「ありがとうございました」 さて帰るかと俺はドアに手を掛けた。 その時だった――
「――時雨くん?」
後ろの方から、少女の声が聞こえた。俺は声のした方向を振り返って―― 「え――」 ――驚いた。 「あ、やっぱり時雨くんだ」 振り返った先――コピー機の前にいた少女が微笑んでいた。 友人Oだった。 「久しぶりだねー」 少女は楽しそうに話しかけてくる。 「え・・・あ、ああ」 対して俺はそれだけをなんとか言えた。 彼女と会うのは二年ぶりだ。お互い家は近いのだが、会うことはまったく無いし、それにまさかこんな所で会うとは夢にも思わなかった。珍しい人物に会ったので、俺は軽く困惑していた。 「ん?」 俺はそこで、彼女が持っているものに気付いた。 楽譜だ。それを見て俺は思い出した。 「ピアノ、まだやってるんだ?」 「あ、うん。頑張ってるよ」 彼女は昔からピアノをやっている。俺は彼女の演奏を何度も聴いたが、いつも『すごいな』と思っていた。 変わってない様で、俺は自然と笑みをこぼしていた。 それから久しぶりに一緒に帰った。その間、俺達はいろいろ話した。地元の友達のことや、昔のこと・・・。そのどれもが懐かしく、楽しかった。 「じゃあ、わたしこっちだから」 「ああ、それじゃあな」 別れを済ませ、俺は自転車を漕いで帰路に着いた。
――その邂逅は、懐かしさで満たされていた。
こんばんは、神無月です。 なんか今日は久しぶりに長文だ(笑)いや、ホント懐かしい。地元の人って逆にあまり会いませんよね? ・・・いや、僕だけか?(汗) あとは今日、昼寝している時にスノーボードをやってる夢を見ましたね。昨日の日記でチノが言ってたように、夢って意外とリアルに感じますね。空気の冷たさとか風を切る感じとかホントリアルでしたよ。夢をコントロールすることはできませんが(笑)でも滑っているのに腕にボードを抱えてました(笑)あ、こりゃ夢だと一発で理解。んで最後は派手に転がりました(笑) でも実際ボードはやったことないですねー。スキーなら少しありますが。みなさんはなにかウィンタースポーツはやっていますか? さてさて、今日は久しぶりに長くなりましたね。それでは今日はこの辺で・・・。
著:携帯電話パケット代(WINですが)が30万を越してしまった神無月 時雨(親には見せられない・・・)
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