|
2004/10/31(日)
Happy Haloween!!
|
|
|
いよいよハロウィン、当日ですね! 皆様、いかがお過ごしですか?
ハロウィンはもともと、All Hallows' Eveと呼ばれていたそうです。 11月1日に天上諸聖人と殉教者の霊を祭るAll Hallowsというお祭があって、そちらが本番だったようですね。 古代ケルト民族が一年の終わりを10月31日と定め、その夜を死者の祭としたのが始めだとか。 悪霊でも善霊でも、とにかく死霊が親族の元に還るというお盆に近い行事だったようです。
カボチャのランタン、皆様お作りになられましたでしょうか。 私は先週作ったのですが、乾燥させている間に鴉に突かれてしまいました; 中身が取りきれていなかったのでしょうが、残念です…。 ジャック・オ・ランタンのジャックというのは、アイルランドの伝説に出てくる人物です。 ろくでなしのジャックが悪魔を呼び出し、上手く騙して魂を渡さないという契約をします。 この契約によってジャックは死後、地獄行きを免れるのです。 しかし悪事を働いた為に天国にも入れず、永遠にあの世とこの世の境目を繋ぐ道を行き来し続けることになります。 ジャックがこの暗い道を歩く際に持っているのが、ジャック・オ・ランタン。 彷徨う亡霊・悪霊の象徴となる灯りです。 ちなみに原型は髑髏のランタンで、地獄の門番からの貰い物だったらしいです。 当初は蕪で作っていたようですが、蕪っていうとあの白いカブなのでしょうか? 作るのが難しそうです。 ↓の籠入り髑髏は目の部分が穴では無いので灯りはいれられませんでいした。 代わりに蝋燭とSD用に作った蝙蝠羽、薔薇の首飾りとかで飾り立ててみました。 画像が悪くてよく分かりませんが…;
ちなみにハロウィンの伝説には結構面白いものが多いです。 ケルトの伝説では冬の間、太陽の神が死の王と暗黒の王子に人質にとられているとされます その死の王が11月から始まる新年の前に死人や悪霊を呼ぶので、これを退散させるのがハロウィンだとか。 アイルランドが発祥地を言われ、仮装の原型は悪霊を脅す為の衣装だったようです。 死の王とか暗黒の王子とか、単語的に心くすぐられる感じがします! それにしても詳細が不明なのですが、太陽の神は一体何の人質なのでしょうね?
現在の、楽しいお祭としてのハロウィンになったのはアメリカに入ってから。 アメリカに入ると、どんな習慣も形を変える気がします。 クリスマスのサンタクロースも、アメリカに入るまでは緑と茶色という地味な衣装でした。 赤と白になったのは、ポスターにサンタクロースを起用する際に目立つ色を選んでからだそうです。 しかも、原型のサンタはなまはげに似た勧善懲悪の役割があって、片手に鞭を持っていたとか。 色んな行事に、忘れられている暗い部分や怖い部分があると思うとちょっと寂しいですね。
あまり正しくない知識も入っているかもしれませんが、間違えていましたらすみません。 何にしろ、ハロウィンは楽しいお祭です! 皆様、今日を楽しく過ごされますように。
「ハロウィン城のホラー・パティー」←宜しければ結果を教えて下さいhttp://girls.www.infoseek.co.jp/fortunes/special/halloween/
|
|
|
|