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2004/11/15(月)
甘い物
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写真作品の中にケーキの写真があります。 Natutatismのうち、多分一番甘い物がすきなのは私です。
よく、自分で簡単なお菓子を作ります。 甘い物がほとんど食べられないメンバーもいますから、甘くない物を作ることも出来ます。 しかし、自分一人で食べる時は別。 定量より多めな位砂糖や卵を沢山使います。 そして出来上がったお菓子は、大抵私しか食べない程甘くなるのです。
‘甘い’という言葉には、‘受け入れて楽しく気持ち良い’という意味があります。 ‘厳しくない’つまり、甘やかすという意味での‘甘い’です。 甘やかされたいと思いますし、自分が好きな相手には自分自身もかなり甘いです。 ‘甘い言葉’も好きです。 聞いていて赤面するような言葉は、回りくどい言葉よりも好印象です。 多分エロ系の好みも‘甘い’方に偏っていると思います。 安心できる状況で眠っている時間が好きです。 うとうとと意識が漂っている状態はとても‘甘い’と思います。 友達と暖かい部屋でのんびり雑談している時間も‘甘く’感じます。 私にとって‘甘い’という感覚は、‘安寧’と激しく似ているのです。 ‘甘い’感覚が好きな人も、嫌いな人もいると思います。 甘やかされて嬉しい人もいれば落ち着かない人もいると思います。 だらけた時間を楽しむ人もいれば忌避する人もいると思います。 甘い物が嫌いな人は嫌い、というわけでは無いのです。 ‘幸福’は人を鈍くします。 良くも悪くも、麻痺させます。 それは多分、ある種の麻薬に似た魅力なのだと思います。 私は、たまに自分が麻痺しているのではないかと不安になります。
私は、‘辛い’物も好きです。 ‘辛い’物を食べた後は甘い物がもっと甘く感じられます。 しかし、‘苦い’物は嫌いです。 苦い物を食べた後は全てが苦く感じられます。
味覚というのは基本的な感覚です。 そして五感というのは皆基本的でどこか似通っていると思うのです。 五感からの刺激で構成される私の感情が、五感の<C=green感覚に似ていても当然です。 しかし、安寧が嫌いな人はいなくても甘い物が嫌いな人はいます。 それぞれの感覚に対応する、感情の認識が違うのでしょうね。 そういう違いは、とても面白いと思うのですが。
…私の作ったケーキを食べた人に激しく拒否られました。 もうちょっと優しく断って下さい…微妙に愚痴な日記でした。 ‘甘い’物にはとても思い入れがあるのです。
「60号」←イラサイト様。‘ミッドナイトホラースクールの擬人化’がツボでした! http://60g.oops.jp
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