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2004/12/21(火)
ターミナル
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映画「ターミナル」を見ました。 両親が友人に個人編集のDVDを貰って来たのです。 どうも、違法の様な気がするのですが…。 「皆何かを待っている」という言葉が特に印象的でした。 私は、何を待っているのでしょうね。
内容は、故郷の内乱によって空港の乗り継ぎ所で暮らすことになった人の話です。 英語が分からない主人公は、ちょっとトロそうな感じの役です。 けれど、純朴そうで感性の鋭い人間というのは良いですね。 私が感動する為には、あまり格好良くない主人公が必須です。 全体的にシリアスかと思っていましたが、そうでもありませんでした。 割合に笑える部分も多く、ラブストーリーもちょっとだけあります。 全体的に感じられるのは、人間模様とその動きの面白さ。 主人公を疎ましく思う責任者、主人公を挟んで、主人公の見方となる労働者の人々。 皆にそれぞれの事情があり、なかなかに良い味のある人間関係でした。 ラストに辿り着くまでは少々じれったい感のある映画でしたが、良い話でした。 多少納得のいかない点も幾つかありますが、それも含めて‘良い人’を感じられます。 フォレスト・ガンプがお好きな方にはお勧めな映画でした。
ところでこの話には、元になった実話があるそうですね。 私は自分の家で無いとあまりぐっすり眠れない人間です。 空港で長時間生活するなんて、とても考えられません。 おまけに、故郷が内乱では不安も相当なはずです。 今はその方、故郷に帰られたのでしょうか。 そして、この映画に出てくる空港の場面は全てセットで撮影されているそうです。 どこかの空港だと思い込んでいました! 舞台装置とか、映画のセットとか、視覚効果としてはレトロですが効果は絶大ですよね。 とても興味がある分野ですが、素人には開かれない世界なのが惜しいです。
「Chateau de Lune」←御存知恋月姫様のサイト。いつ見ても、見惚れる程に綺麗です http://www.koitsukihime-doll.net/
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