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2004/06/17(木)
恋2
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15日に恋について書かれてたから、私も恋について書こうと思う。
私はよく恋をすると思う。 同じクラスの人、近所の人、サークルで出会った人。 ラジオの声、本やゲームの登場人物、アイドルやスポーツ選手。 大抵は冷めてしまうけれど、その時は本当に恋しているんだと思う。
私の友達には、身近にいる人にしか恋しない人と、二次元にのみ存在する人にしか恋をしない人がいる。 そのどちらにも私は変だと言われるけれど、それはそんなに変なことだろうか?
テレビでしか見ない芸能人と、テレビでしか見ないゲームのキャラクターに差なんかない。 身近にいる人に恋をして声をかけるのを楽しみにするのと、スポーツ選手に恋をして偶然出会うことを想像するのと、どう違うのだろう? 私は、どっちでも差なんか無いと思う。
体の接触に重きを置く人達がいるけれど、性欲に関係したらそれは本能の領域。 魅力を感じているのは遺伝子であって、脳じゃないと思う。 私はいつも脳で恋していたい。 好きだと思えるのが恋であって、SEXはその結果付いてくることがあるおまけであって欲しい。
だって、もしも恋するのが遺伝子だけだとしたら、私達は自分がアミノ酸の塊であると認めなければならないから。 遺伝子によって作られた身体が遺伝子によって遺伝子の繁殖を求めるのが恋だとしたら、人間という種族はずっと遺伝子を歌い、遺伝子を書き、遺伝子を称えてきたことになる。 私はそんなのは、認められない。 恋は恋だと思う。 魂は存在すると思う。
だから私は誰の何に対する恋でも、全然否定したりしない。 私はいつか自分が同性に恋することがあっても、絶対に否定したはいけないと思う。 心が魅かれ合うということに憧れを持てなくなったら、人類の芸術はその時点で無価値に落ちるから。
「デミウル」←イラスト http://www.alkane.org/
「慰懃プロトコル」←イラスト http://mypage.odn.ne.jp/www/p/r/protocol/files/___menu.htm
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