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2004/08/12(木)
指針
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私は時々、自分の中の指針というものを感じる。 それは意識されていないだけで、実はいつも揺れている。
指針というのは、考えの向かう方向みたいなものだと思う。 例えば戦争について考えている時に、私はその暴力性に怯え、また自分が遭遇する苦痛を考えて熱い憤怒と悲哀を感じる。 しかし突然にその考えを打ち消して、全く違う自分を感じることがある。 その自分は被害に対して同情を持たず、自身の苦痛に対しても客観的にしか見ていない。 客観的なだけでなく真剣に見ていて、鬼気迫る観察によって戦争というものを自分の中に取り込もうとしている。 そして多分、そちらの私の方が表現する者としとては優れているのだと思う。 それでも私は、今の私を選ぼうとする。 指針が揺れて、元に戻る一瞬に気付くことが稀に有る。 これが少しでも傾けば、今までの自分とは違ってしまうという瞬間。 意外に自分の人格は脆いんだな、と思う。 決して揺らがないような人格を、持ってみたい。
これを書いてる途中で吐血して、近所の病院に運ばれてしまいました。 数日分の管理も任されていたというのに、点滴したまま寝たきりでした。 何故だか血中の血糖値と体温が異常に低くなっていたそうです。 迷惑かけました、申し訳ない。
「蕩く」←久しぶりイラサイト様。素敵です、特に表情と肌が http://kobe.cool.ne.jp/murasakij/toroku.htm
「★SD少年双子同盟★」←双子が好きです。なんか夢を持ってます http://popup.tok2.com/home2/astronomical/index.htm
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