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2005/11/04(金)
「チャーリーとチョコレート工場」
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「チャーリーとチョコレート工場」を見てきました。 あと見たいのは、「コープスブライド」「ブラザーズグリム」です。
原作を読んだかどうか覚えていない状態で見たのですが、かなり素敵でした。 何と言うか、目が楽しい。 ティム・バートン作品はどれも、とにかく視覚情報が凄くて好きです。 色とか、人の動きとか、建物の立体感や空間の広がりとか。 絶妙な歪み具合で、でもごちゃごちゃしない所は本当にセンスの良さなんでしょうね。 空間配置のセンスって、素晴らしいです。 そして勿論、音楽も楽しかったです。 ルンパの歌が耳に残って仕方が有りません…。
そして、見た人から聞いていたのですが子供達は本当に憎らしかった。 憎らしいというか、何と言うか、リアルにムカつくのが逆に面白いぐらいです。 どの子も、身近で似たような子を一人は思い浮かべられる様な嫌な子ばかり。 いるいる!っていうムカつきなので、ラストはかなりすっきりします。 そして、ビジュアルとしてかなりインパクト大なウォンカ。 ウォンカはもっと怪し気で格好良い役かと思ってましたが、本当に変人でした。 何と言うか、リアルで身近なおかしさに、監督の奇行に対する熱意が見えます。 ああ、あるある!という、小さい子供みたいな行動の数々。 胡桃を割るのはリス、とか大人は邪魔、とか人形の病室、とか。 我が侭で個人主義の変人ですが、基本的に子供みたいなので結構可愛いかったです。 でも、実際身近にいたら接触には果てしなく気を使いそうです…。 子供時代のウォンカとか、あんな子いたら付き合いに神経が磨り減りそう! 取り敢えず、親が変だと子も大抵変に育つよね、と思いました。
そう言えば、何故かこの日記では余り(笑)という様な表現をしません。 そのせいか、妙に真面目な感想に見えがちです。 が、実際はにやつきながら書いてたりします。 本当に面白かったし、笑って見れる映画です。御勧め。 見ると凄くチョコレートが食べたくなります。
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