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2005/11/05(土)
因子
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SSの三冊目が出てたんですね、知りませんでした。買わねば。 最近、絵を描くことに対する興味が増してきました。 しかし、自分の書く物ってどうにも好きじゃ有りません。 何と言うか、バランスとかセンスとかいった物が感じられない。 見たままに書く事は出来ないし、思うままに書いたら抽象画になりそうだし。 何と言うか、これが書きたいというイメージが甘いのだと思うのですが。
そもそも、自分が何が書きたいんだかよく分かりません。 見て素敵だと思うものは沢山あるけれど、自分の中にそんなものが見つからない。 メンバーが言っていた言葉で「リアリティとグロテスクの区別が付かない」は頷きました。 現実感と生々しさの区別が上手く付けられません。
連日ニュースで流れる、毒殺ブログの話題。 グレアム・ヤングは一時期メンバーが興味を持っていたので色々本を読みました。 とても不思議に思うのですが、快楽殺人者は=異常者なのでしょうか。 何と言うか、人間は本当に人を殺さないのが普通なのか、という疑問。 勿論殺人は容認しませんし、人を平気で殺せるのは異常だと思っています。 けれど、何時の時代にでもそういう人はいるし、どうやっても完全にいなくなる事は無い。 それなら、人間という種自体にそんな因子が含まれているという事なのか。
例えば、私はサイコや犯罪者の手記を読むのが好きで、マンソンの曲が大好きです。 もしもこれらのメディアが世の中に全く無かったとして、起きなかった犯罪もあるのか。 更に言えば、薬品や死体に興味を持ち、自己保存の為の殺人を容認しています。 しかし、私は殺人はいけないと思っているし、殺す事に快感を感じない。 その違いは何なのか、生まれついてのもので、無くならないものなのか。 そういう事って、凄く不思議です。 人間ってどういうもので、それは何でそういうものなのか。 そういう事って、誰かが真剣に考えたり研究したりしないのでしょうかね。
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