|
2005/02/27(日)
眠る前
|
|
|
いつも眠る前に色々な事を考えています。 よく「あ、これ日記に書こう」とも思います。 けれど、大抵は目が覚めた頃には思い出せなくなっています…。
寝る直前って、とても不思議な時間だと思います。 植芝理一さんの「ディスコミュニケーション」で、天井板について書かれています。 一日の最後に目にするのは、ベッドの上の天井なんだよ、というセリフがあるのです。 それを読んだ時は、本当にそうだよね、と納得しました。 もし私が寝ている間に死んでしまったら、最後に見た光景は天井になるわけです。
‘眠り∽死’と言うのは割合に正しいと思っています。 思春期には特に、眠るのが怖くて仕方がありませんでした。 眠ったら、当たり前に朝に目が覚めるというのが信じられなかったからです。 どうしてそのまま死んでしまわないと決まっているのだろうか、と思っていました。 意識が無くなって、考えを止めた時に自分が消えてしまう気がしていたのだと思います。
今は、眠る前の時間は貴重な思考の時間です。 その日一日のことと、昨日のこと、明日のことを考えます。 世界のこととか、友達や家族のことを考える日もあります。 何の意味も無い言葉を並べてみたり、妄想を繰り広げていることも結構あります。 次の日に覚えていることは少ないのですが、何だか無性に幸せな時間です。 一日の終わりが安らかなように、一生の終わりも安らかであればいいな、と思います。 これからまた、色々なことを考えながら眠りに付きます。
「+M-F+」←イラサイト様。講座があるので、書き方を学ぶ為に頻繁にお邪魔します http://picopicom-f.littlestar.jp/
|
|
|