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2005/03/11(金)
「ハウルの動く城」
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今日は暖かくて、やっと春めいた陽気が感じられましたね。
少々遅くはありますが、「ハウルの動く城」見て参りました。
ネタばれにはならないように注意しますが、見てない方は御注意を。
感想は、微妙だけど楽しい。
見ていて楽しかったのは確かなのですが、原作を読んでいるとちょっと未消化だというのも分かります。
荒地の魔女が呪いをかけた理由とか、ハウルの正体とか。
特にハウルの正体はばっさり削られていましたね。
髪の染色に失敗したハウルが落ち込んでヘコみまくる場面があるんです。
あれは正体っぽいと思うのですが。「鬱だ死のう org」みたいで。２ちゃん語でしたっけ？
あとは、呪いの解けた王子様。
戦争の背景とか何にも無い状態でいきなり王子様って、ちょっと唐突な感じです。
愛する人のキスで呪いが解けて、「私は隣の国の王子です（うろ覚え）」ってすごいですよね！
王道すぎて見かけないぐらいの、御伽噺みたいなセリフです。
キャラの容姿とか設定も、結構違いますね。
ソフィーの髪とか、あとはマルクルが全体的に違い過ぎてちょっとびっくりでした。
可愛いので問題無しですが(笑）
ハウルも、キザっぽさが緩和されてた感じがします。
ナンパにも出掛けなかったし。
「美しくなかったら生きていてもしょうがない（うろ覚え）」はちょっと凄いと思いましたが。
原作とかを気にせず言えば、全体的には本当に楽しかったです。
マルクルもカルシファーも可愛かった。特にマルクルの声、好みです。
人外好きとしては、怪物ハウルが一番好みでした。怪鳥っぽくて素敵。
宮崎監督は、空への憧れが強い方ですよね。
空とか、少年少女老婆、軟体化物、有機的な機械、青い光。
共通するモチーフが好きなものばかりなので、作品が出ると楽しみです。
もののけ姫や紅の豚には、続編が出て欲しいぐらいです。
バロン男爵は大好き。
「竜の桟橋」←イラサイト様。素敵なドラゴン、幻獣さんが見れます。抹茶君が好きです
http://3.csx.jp/ryuusann-p/ryuunosannbasi.html
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