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2005/03/23(水)
狩人遺伝子
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ジェネジャン…でしたっけ。いじめ問題についてのディベートを途中から見ていました。 こういう番組って、見るとどうにも核心に迫らない気持ちがして歯痒いです。 番組上、絶対に綺麗な方向でしか終らないというのも微妙。 いじめって、結局は受けた人の出した結果が全てですよね。 自殺は良くないと言う事は簡単ですが、皆一度ぐらいは自殺を試みたりするんじゃないでしょうか メンバーにも中学時代に10回以上自殺未遂をしている人がいます。 死なないでいてくれて良かったけど、自殺未遂も今の彼女の一部だから否定もしたくないのです。 ところで、いじめ問題を論ずる番組でいつも疑問に思うこと。 いじめって、子供達のいじめだけを指していませんか?大人の間にも、いじめは大いに横行していると思います。 大っぴらにはならないけれど、会社の中でのいじめはよくある事のようです。 大人が解決できていないのに、子供の中でだけ解決しようなんて無理なのです。 もしいじめられて悩んでいる人がこれを読んでいたら、是非メールを下さい。 いじめを解決するなんて事は言えませんが、少し楽になる方法はお話出来ると思います。 これから自殺しようと思っていて、経験者の話が聞きたいと言う方もどうぞ。 他には、お金は一番かとか、学歴は大事かとかいうテーマも話されていました。 私にとってはどちらも、ただの手段ですし、大事な手段です。 本当に何もかも無くなっても、持っていたいと思うものが一番大事ですよね。 私にとっては‘意思’、もっと言えば‘方向性’です。
タイトルは、私が最近面白いと思った研究から連想したこと。 生物の行動はどこまで遺伝子に組み込まれているかと言う研究。 例えば全く違う種族に育てられた子供が自分と親の種族の、どちらの習性を受け継ぐのか、とか。 どうも、生物って生きる為の行動は結構遺伝子に組み込まれているらしいです。 私が面白いと思ったのは、狩りをする生物特有の行動について。所謂‘狩りの練習’に値する行為。 仔猫が捕まえた虫などを、食べもしないのに弄るのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。 動いている生物を、転がしたりちょっとだけ千切ったりして、逃がしてはまた捕まえる。 残酷に見えるけれど、生きていく為の狩りを練習するという行動。 この行動は、遺伝子に組み込まれているのか、親から習うのか。 遺伝子に組み込まれているとしたら、どの生物に組み込まれているものなのか。 人間は雑食ですが、長い間狩りをして生活をしてきた生物です。 実際、小さい子供は虫や小動物を殺す事を遊びにしたりします。 もし人間にもこの行動が組み込まれているとしたら、少し怖いですね。 虫も少なく、弄って遊べる弱者のいない現代の日本。 子供達の狩りの対象は、身内の弱者に向ってもおかしくはないのでしょう。 もしもいじめが本能だとしたら、人間はいじめ問題をあと何万年か解決できないかもしれません。
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