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2005/05/16(月)
「胡睡」
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「文字」を一点upしました。 これは、メンバーの一人がNatutatismとして活動するより以前に作ったものを直ししたものです。 こういう初期的な作品、読む方々はどう御思いなのでしょうか。 未完成な分、籠っているものがあると思うので個人的には好きです。 ただ、あまり明確な具象性は無いのでお嫌いな方もおられるのではないかと不安です。 ストックがあるので、もっと出してみたいと思っているのですが。 読んでみたいという御奇特な方は、是非拍手で御意見をお願い致します。
文字作品には、四人の内の誰が主体になるかで自然と微妙な系統が出来ます。 「広場」「アルバム」の様に、感情の籠った詩としてのもの。 「トコナギ」「欲求」「世界の果て」は、勘定書きの文章に近い形態です。 「蝶の灰」は、雰囲気が中心になっていて、文章というよりも言葉の集大成です。 今回upした「胡睡」は、この系統になると思います。 「はりうず」は、言葉というよりも音の集まりですね。 文字の配置がばらばらなのは、作者が言語としてよりも立体的な音としての表現を希望したからです。 どの系統が一番Natutatism的なのかというのは、難しいです。 表現としてはどれも模索中ですし、それぞれに拘りがあるので。 ただ文字作品は比較的頂いた意見を取り入れやすい分野ですので、御意見は大歓迎です。 お好きなモチーフでもあれば、拍手で下さればテーマになる可能性も大です。
ちなみに今回は、下の説明の文字を灰色にしてみました。 どうしても詩の方を、視覚的にも中心にしたかったので。 この形式を気にいれば、今までの作品も同じ様にするかもしれません。 一年続いたサイトですが、まだまだ試行錯誤中です。 きっと、一生試行錯誤を続けるようなメンバーばかり集まっているからですね。 フレーム形式を取り入れようとして、HTMLを組んだこともあります。 結果的には、文字だけを表示したいという欲に負けて実現はしませんでした。 拘りという程のものでもありませんが、文字だけが表示される形式の方が好きなのです。
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