DaysFragment
失敗作の加工写真が多いです。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2006/04/30 第一期終了
2006/04/29 ドールショウ16
2006/04/28 連絡事項
2006/04/27 寸止め
2006/04/26 バナー

直接移動: 20064 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 月 

2005/06/07(火) 嫌悪
長野まゆみ様の「彼等」の中に、蛾や蝶を嫌う少年が出てきます。
彼の話を読んでいて、私の本当に嫌いなものは何だろうと思いました。
勿論嫌いな状況や行動は多々有りますが、具体的に物質として嫌いな対象。
我慢出来ない、という様な物はすぐには思いつきません。
は数え切れない程多くの嫌いなものがあったのに、いつの間に平気になったのでしょう。
嫌いだった記憶があるもの。
昆虫、腐葉土、剥製、暗闇、治りかけの瘡蓋、口の中の粘膜。
どれも他愛も無い物ばかりで、しかも今はほとんどが平気。
有機的な生々しさが苦手だったのだと思いますが、今ではむしろ好きな要素です。
一番苦手な昆虫にしろ、余程沢山いない限りは冷静に対処出来ます。

嫌悪であって、拒否であって、その先にしか無いものがあるはずなのに。
自分が許せないものが、一つぐらい身近にあった方が良い気がします。
嫌うのは大変だし、憎むことはもっと難しいことです。
漫画などでよく目にしますが、「絶対許さない」なんて軽々しく口に出来ないと思うのです。
ずっと憎んでいなければならないなんて、それはとんでもないストレスです。
絶対に許せない物があるという事は、絶対に許さない自分が在るという事なので。

抽象的な話ですが、確固とした自分を保つというのは意外に苦しい事だと思うのです。
自分という存在があるからには、確実に世界という存在から切り離されている。
そして違う存在に囲まれていれば確実に、摩擦と衝突が生じる。
眠りから目覚める時の苦痛って、少しこの感覚に似ていると思います。

「リンク」に主張バナーを追加、消失した闇同盟様を「記録」へ移しました
主張バナーは「縫い目大好き」と「気狂いお茶会」です。
どちらもメンバーが大好きなものなので。
→は東京駅のドーム天井。構図に失敗した気がします。

「Roco*Berry」←ドールサイト様。サイトデザインが可愛いです
http://oco.itigo.jp/
 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.