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2005/07/08(金)
同時多発テロ
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イギリスでの同時多発テロ。フレディVSジェイソンを録画に変えました。 死傷者数が増えていくニュースを見るのは苦痛ですが、凝視します。 メンバーにも、ロンドンの知人と連絡が取れないでいる人がいます。 苦痛と混乱と。それらに酷く怒りと苛立ちを感じます。 本当に、もう、止めてほしい…。テロとか戦争とかそういうレベルでなく、殺人を。 誰かの家族であり、誰かの友人であり、誰かの恋人。死んでしまえば、もう二度と何も話せないのに。
極論ですが、政治にとって人の死とは数字です。だから決して、人を殺すことでは政府には勝てません。 ある意味無駄死に、それは言葉が悪いのですが。 何と言うか、彼らが死ななければならない理由は一つも無いということ。 本当に、本当に、人が死ぬのは、悲しい。苦しい。
平山夢明さんの「日々狂々〜」に、旧ユーゴスラビアの話があります。少女との不思議な交流の話を、閉める文。 「見る者の血を透き通らせるほどの美男美女の多い国だった。 美しい人と美しい風景に恵まれた国。 数年後、神はそこを地獄にお選びになった。 あそこも地獄のような戦火で焼け爛れたに違いない。」 神がいるのなら、きっと人には呆れているのでしょう。あまりに愚かな行いに、溜め息をついているんじゃないだろうか。
人を殺す人にも、殺された人がいるのだろうか。 私はいつか、爆弾や砲火で殺されたりするのだろうか。 そして私の子供が、復讐の為に爆弾を作ったりするのだろうか。 それらは、決して遠い話でも有り得ない話でもなく、今はそういう時代。 日本は無防備過ぎると思うけれど、それもいいのかもしれない。 用心の怠慢だけれど、ある意味で精神的な進化なのかもね。 進化の最終は単細胞生物並みな思考への退化だという説もあるらしいから。 ゆっくりと、楽しいことだけ考えて死んでいきたいんだろうか。
>拍手を下さった方へ 何が膿んでいるのでしょうね。未だに分りません…。 天使は、一度じっくり扱ってみたいテーマです。
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