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2005/09/10(土)
痛みと眠り
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うっかり一回目を見てしまってから、Dr.コトーの再放送を見ています。 毎回微妙に可愛そうな目に合っているのが好きで…。 自分で内出血の血抜きをした挙句、脱臼を治されてる回が素敵でした。 数人で押さえられて、「泣くなよ」とか言われながら無理矢理腕を嵌め直されてるのとか可愛くて。 自分は人間的にちょっと駄目なんじゃないかと思いますが、楽しい人生なので問題無し。 無害な変態ライフは、理解ある人に恵まれた環境でさえあればお勧めです。
通常、Sの人は自分自身の痛みに凄く弱いのだそうです。 私も無論自分の痛みは嫌いなのですが、別に弱いという訳ではないような。 むしろ、全く知らない痛みより、経験のある痛みに魅力を感じます。 しかも痛ければ好きという訳ではなくて、残酷なスプラッタなんかは嫌いなのです。 生きている事を確かめる、感覚がある事を確かめる、その確証としての痛み。 タナトスとは似て異なる魅力、生の一部としての痛み、鮮明な感覚に魅かれる。 私は実は、とても怖がりなのかもしれませんね。
メンバーが一名夜型不眠症になっていてダウン寸前です。 敢えて「夜型」と付けたのは、夜に限って眠れないという症状だからです。 夜間に眠くならないので、体力が尽きて昼間に寝てしまう。 集中力や体力が低下してストレスが溜まる。 こうなると眠れないことにさえストレスを感じて、余計に状態が悪化する。 薬品には慣れてしまって効果が無く、これ以上の強化では副作用が出る。 私自身は思春期以来縁がないのですが、不眠症は深刻な現代の病気ですね。
原因は精神的なものだけでなくて、身体的なものであることもあるようです。 神経、脳、ホルモン…治療も容易では無いのでしょう。 朝に起きて、昼間に動き、きちんと食事をする。 良い空気、日光、静寂、五感への刺激、暗くて静かな夜。 そんな基本的なものだけでも、揃えるのがこうまで難しいのが現代なのです。
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