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2006/01/27(金)
徒然７７
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東京事変の「大人」買って来ました。
「透明人間」が好きです。
残念で明るくて、切なさにはちょっと届かない感じが好きです。
いや、切ないんですけどね。悲しくないというか。
私は感動系の映画やドラマを一切見ません。
漫画や小説でも、ラストが泣けると聞いたら絶対読まない。
泣きそうな要素や落ち込みそうな要素は、隅々まで無くしたい。
日常生活でも、大抵の事じゃ落ち込んだり引き摺ったりしません。
どんなに泣いてても、とりあえずぐしゃぐしゃなまま笑顔を作る。
もう、徹底的に悲しむのが嫌いなんです。もはやアレルギー。
もともと絶望的に暗い子なので、一回ヘコんだら一生ヘコみそうで。
自分が弱いのが分かってて、とにかく必死で虚勢を張ってるんです。
泣きながら生きてはいけないし、悲しんでたら鬱になる。
だったら騒がしくても、明るい馬鹿でいたいんです。
戦争を忘れようとは思わないけど、戦争映画は嫌いです。
悲しい事が嫌いなら、戦争以前にもっと忘れられない事はあるし。
そういう事を考える自分は、凄く小さい人間なんだと思ってます。
小さい世界でしか生きてなくて、無知で恵まれた人間なんだと。
でも、何を知ってどう生きていきたいかは自分の選択ですよね。
井の中の蛙大海を知らずっていうと、無知で見識が狭い感じです。
でも、大抵の蛙は大海じゃ生きていけません。
池でも沼でも井でも、小さい所に生きてるもんなんです。
大海に行きたい蛙だって、大海でも生きれる蛙だっているんでしょうけど。
私は、ずるい様だけど平和に幸せに、とにかく生きていきたいんです。
世界平和を考えるより、身近な人の平和を考える。
食糧危機を考えるより、明日のおかずを考える。
戦争孤児が死ぬ数より、野良犬が焼却処分される数を考える。
ニュースは見るけど、ボランティアには行かない。
色々勉強するけど、それらを他人より自分の為に使う。
でも、考えるのを止めようとは思いません。
どうにもならない事も、知ってしまえば記憶に止める。
悲しい事でも、客観的になるべく覚えて、考える。
考えるのが、人間の本質だと思ってます。
なんだか矮小さを露出しただけのような日記に…；
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