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2006/03/13(月) 「ナルニア国物語」
映画で見てきました。
タムナスさんがイメージ通りっていうのは本当でした。

まず、何より本で読んだ内容を結構覚えている自分に驚きました。
読んだのは十年以上前ですが、記録力の高かった時期なので覚えていたのでしょう。
長年女王がエドマンドに渡すお菓子について抱いていた不思議も消えました。
日本語訳はね…ちょっと頑張る方向が違ったような気がします。

御勧めするのは、古典ファンタジー冒険が好きな方と幻獣好きな方です。
とにかくクリーチャーの映像は面白いし、かなり綺麗です。
フォーンを始め、ケンタウロスやサイクロプス、グリフォン。
あんまり映像で作られないような種族もいて面白いです。
動物の見た目が素敵なので、ケモナーにも御勧めかもしれません。

話の内容は、本当に古典のファンタジー冒険譚です。
兄弟が軋轢を乗り越えて協力し、善が悪を打ち負かす。
良い者は良いし、悪い者は悪い。
典型的ではありますが、勧善懲悪なのですっきりはします。 
凝ったストーリーや哲学性を求める方には物足りないかもしれません。

あと、宗教色が強いという評価はまあ、気にならないと思います。
確かに聖書と被る道筋は有りますが、つまりは典型的な感動物語だということです。
聖書を読んだことが無い人なら何とも思わない程度です。
姉妹兄弟での男女の扱いが平等でないという評価も読んだことがありました。
でも、末妹が相当に活躍してるのでそれ程気になりませんでした。

全体的に、原作に近付けようと言う工夫がとても感じられました。
原作を子供時代に読んで楽しんだ事がある方が一番楽しめるかもしれません。
個人的には文章で読んでから映画を見るのがお勧めです。
箪笥から出てきたのが樟脳玉だとか、そういうのがイメージ出来るので。

ちなみにこの物語、連作ですが本によってかなり話が違います。
終り方と世界の始末が、結構好きなイメージです。
 


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