"残虐騎士"亜II死の日記(2005/01/19-2007/06/27)
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2006/05/28(日) 模様替え
今日は仕事が終って真っ直ぐに帰宅。

だいぶ日が長くなったから、今日はまだギリギリ太陽が出ているうちに着いた。

今日はやることがあったんだ。

部屋の模様替え。

俺は昔から模様替えが大好き。

でも、今の部屋のレイアウトは気に入っていたんで、俺にしては珍しく、そうだなあ、1年数ヶ月はこのままだったね。

このレイアウトはそもそも、自分1人で生活しやすいように考えて家具を配置したんだけど、彼女が部屋に来るようになったら、なんか動きづらいし、ウサギ小屋の配置が悪く、ビデオの棚が機能しにくい。

そんなわけで「そろそろレイアウトを変えなきゃなあ〜。」と少し前から考えていたんだけど、どうも部屋に収まる配置が決まらず、行動してなかった。

しかーし!

今日の仕事中に「!」とひらめき、頭の中で一気に配置が決まったのだ。

さて、大掃除をしつつの模様替えが始まった。

今回は家具のどれ1つとして、今までと同じ位置にはない構想。
なんで、家具を動かす順番を考えて動かし始め、その段取りの第2段階に入った時、そいつはいた。

「ゴキ」である。

何を隠そう、俺の世界で一番恐い、嫌いな生物は「ゴキ」である。

マジ、恐い。

マジ、むかつく。

勝手に人の部屋に住むなボケ!

だから俺は恐がりながらも「オ”−っ!」とか「なんやコラ!」とか、大声で叫びつつ、殺しにかかる。

しかしそいつは俺の目の前から消えた。

どうやら本棚の後ろに隠れた様だった。

早速、殺虫剤を本棚の後ろに「シューッ!」

…?

おかしい、出てこない…。

しばらく時間が経ったが、ヤツの姿は見えない。

その本棚はドアの脇なんで、ドアから逃げたかも。

腹を決めて第3段階の、その本棚の移動に着手。

まず、本棚の上に重ねてある、子供時代のアルバムを手にした時である。

「ヲ”ワ”〜っっ!?」

俺の右手人差し指の付け根から指先を向かい、駆け抜ける忌まわしい生物が!

たまたまドアを開けて作業していたため、ヤツは外に逃げた!

俺は叫びつつ、ヤツを追い外に出たが姿が見えない!

とりあえず、ヤツが隠れそうな所に殺虫剤!

やれやれ、取り逃がしはしたが、模様替えはこれからスムーズに進むぜ。

そう思いながら、ムカつきながら、入念に手を洗った。

まるで茎ワカメのような感触が手に残ったままではあったが。

まあ、そんな大きなハプニングはあったが、無事に模様替えも済み、俺は晩酌を楽しんでいた。

今回は全てが計算通りに配置されたので非常に快適。

しかも、こないだ貰ったテレビのサイズが、今までのテレビよりも小さかった為に、今回の模様替えが可能になったのだ。

前のサイズにテレビでは、成り立たなかった。

テレビが小さくなった事で、俺の頭の中で、全ての家具が収まることを計算出来たのだ。

(テレビに向かい)う〜ん、お前がココに来る事は全てお導きだったワケだな。

なんて思いつつ、今度は彼女と電話していた、その時である。

ベットの下から「ノソ、ノソ…」と這い出てくる、忌まわしき生物。

「お前、どこに隠れてたんだっ?」

そう、今回は全ての家具の位置を移動し、丹念に床も磨いているので、6畳だけの離れである俺の部屋には、ヤツの隠れる場所なんかなかったハズだ。

なんてヤツだ、忍者か、お前は!

考えられるとすれば、天井と壁の直角になった部分には、茶色の角材がある。

外に逃げたと見せかけ、上部からその角材に張り付いていたんだろう。

しかし、お前もバカだな。

今回の模様替えの途中に、この6畳の部屋でゴキが必ず立ち寄るだろうテレビ、ビデオ、コンポなんかをまとめたメタルラックの下と、ベットの下には「ホウ酸ダンゴ」を仕掛けておいたのだ!

このバカめぇっ!

フエッフエッふえッ!

ノソノソと這い出て来た、その忌まわしき生物は、明らかに俺の仕掛けておいた「ホウ酸ダンゴ」を食した様であった。

俺はためらわずに「ニタリ」と笑い、その忌まわしき生物めがけ、容赦なく殺虫剤を喰らわせた。

まるでウルトラマンの必殺技、「スペシウム光線」の様に。

さすがに爆発はしなかったが(爆発した方が気持ち悪い事になる/オエッwww)、しばらくのたうちまわった後に、とうとう永遠の沈黙が訪れた。

俺はヤツの断末魔の悲鳴を聞いたような気がした。

爽快な気分だった。


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