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2006/07/30(日)
セミの脱皮A&ライブ
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昨日の夜に台所の勝手口で脱皮したセミくん、夜中に行方がわからなくなってしまい、「ドアを開けた時にいつの間にか飛んでいったのかな?」なんて思って心配してたんだけど、朝起きてみると、勝手口に取り付けてある、スライド式の網戸の柱にとまってた。
どうやらノソノソと登っていったらしい。
朝食を摂っていると母親が起きてきたんで、そのセミの事を話すと、「早ようアンタ、木にとめてやらな死のーが、はよとめちゃらなアンタ」と言います。
なんでも、木の樹液を吸わせてやらないと、すぐに死んでしまうとの事。
脱皮したばっかなんで、「体が柔らかくて潰れそうだなぁ」と、微妙に慎重に考えていたんだけど、思い切ってつかんでみた。
お腹が「プクプクッ」と軽く動く。
なんだか鳴いている感じだけど声が出てない。
あんまり元気ないんだと思った。
そのまま、すぐ近くの桜の木にとめた。
トコトコトコと、すぐに、さらに上の方に登り始めた。
やっぱり、こうしたほうが良かったんだなと思った。
シャワーを浴び、そろそろ出勤しようとその木を見た。
セミくんはもうそこにはいなかった。
近くでセミが鳴いていた。
今日の仕事は夕方まで。
夕方からロゴスに行った。
今日は、鹿児島から「MOMEN」が来る。
彼らのライブは楽しみなんで、前から行こうと決めていたんだけど、ブッキングに難航していたんだろうね、後から対バンがボロボロと決まり、俺が働くスタジオ、「サウンドトラック」で練習しているメロデスバンド「day of salvation」や、ネクロノミコンのデビューアルバムでSEを手がけてくれたFINN率いるインダストリアルバンド「harshrealm」、博多のめんたいロックの超ベテラン「ランカーズ」といった顔ぶれが揃い、さらに楽しみなライブになった。
「day of salvation」は約1年ぶりのライブと云う事で、本人達はかなり緊張していると言っていたが、緊張してるのは感じられず、しかし、非常に「ライブ慣れしていない」のが強く出ていた。
演奏はボロボロだったのかも知れないけど、そんなことは気にするほどの事でもない。
が、ドラムのパワー感が全然足りない。
彼はヘタじゃない。
けど、もっと前に音と気持ち(衝動)が出てこないと。
また、曲のアレンジにメリハリが無いから、その辺に気を付けてアレンジをやりなおし、そのアレンジに気を付けて演奏するようにした方がいいね。
ライブも第3者的な目を持って課題を見付け、次回はそれを修正。
当然、他人のライブを見ることも必要だね。
「MOMEN」は今回からサポートドラムのあっちゃんに代わり、健太郎復帰初福岡!だった。
会場に着くとメンバーが俺を見付け挨拶に来てくれた。
みんな元気そうだね。
まあ、7/1(土)に鹿児島で会ったばかりだけどね。(笑)
彼らのライブはいつもどーり!(笑)
楽しく見れました。
ただ、昨日、熊本公演の打ち上げで飲みすぎたらしく、ボーカルの有馬くんの声がかなり「ハスキー」でしたが。(笑)
新曲は「お祭り」って曲名だったっけ?
かなり速い曲で、これからの進化が楽しみです。
彼らの持ち味は古きよき70年代っぽいHRに、素朴な楽しさが感じられるところでしょう。
楽しい部分がもっと出るといいな。
でも、今回感じたのは、モメンのドラムは健太郎がいいなと云う事! あっちゃんも良かったけどね、やっぱ健太郎だよ!
ドラミングも存在も!(笑)
次回は"弾けた!"健太郎に期待するとしましょう。
「ランカーズ」もいつも通りの"古きよき博多"を体現するステージを見せてくれた。
彼らはずっとランカーズだし、完成されたものだけど、あの年代の人がよくとる、悪っぽい言葉。
あれに共感する人って、今の時代には、殆どいないんじゃないのかな?
ボーカルのハクネさんは、それをいいバランスで混ぜてMCしてて「ちょっと変った」って思ったけど、ドラムの方が途中でチャチャいれたのがね…。(苦笑)
本当に悪い人は悪ぶらなくってもわかるし、普段はシレーっとしてるもんだよ。客が引いちゃマズイですな。
「harshrealm」も良かった。
特に、asian divineのTo-shitがギターを弾いてたのが良かった。
ハーシュはトシが1番しっくりくるね。
それに、ドラムのマリンは音がデカくなった!
と、云う事で、安定した演奏とパフォーマンスではあったが、個人的に言えば、初めて彼らを見た時や、ちょっと前に出してた勢いは感じられなかった。
そうだな、今年の2月に彼らのイベントに出た時にはまだその勢いは残っていたが、勢いが感じられなくなる兆候はあった。
それを感じたのが残念。
今日は打ち上げもなくみんなチリジリ。
これが全てを現しているんでしょう。
僕からすれば、今日のライブはイベントっぽい程に、見たいバンドがまとめて見れて楽しかった。
けど、当のバンド同士がお互いに「良い」って認める事が出来なかったんだろう。
本人たちが否定しても、認める事が出来れば「飲みにいこーぜ!語ろーぜ!」って事になるだろう、フツー!
※写真は、木にとめた直後のセミくんです。
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