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2006/09/02(土)
永遠の孤独
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死は永遠の孤独だった
私は幻ではない
「回路」。
2001年に公開された和製ホラー映画だ。
出演は加藤晴彦、麻生久美子、小雪などなど。
ネット回線から広がる霊、みたいな感じで言われてて、公開当時にそれを聞き、何だか陳腐な印象を持っていたので見なかった。
たまたまケーブルテレビを付けると映画があっていて、凄く暗い、不明瞭な画面だったので「昭和の映画？」と思ったが、役者が今の人だったので、ネットで調べたら「回路」だったのだ。
まあ、個人的に好きな麻生久美子が出てたんで、しばらく様子を見る事にした。
…面白い。
結局、最後まで見てしまった。
今までに見たホラーとは若干異なり、直接的な、血が出るとか、姿形がおぞましいとか、はっきりと悪意を認められない、いや、悪意はあるのかも知れないけど、それよりも「何か得体の知れない、目的があいまい」な霊、ぼんやりとした黒い影に恐怖する。
また、登場人物の1人が言う。
今生きてて、孤独だけど、死んだら家族とまた一緒になれるから、そう思っていたけど…
もし、死んでも孤独だったら、どうしよう…
そして、冒頭の言葉である。
死は…
永遠の…
孤独だった…
私は…
幻ではない
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