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2004/08/25(水)
下り坂
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いつからこんなに、私は無気力で怠惰になったんだろう。 束縛は嫌いだというくせに、強制されなきゃ何も出来ないのだろうか。
だらしなく広げられた文庫本。ほったらかしのネーム帳。もう随分開けていない公務員のテキスト。一向に進まない司書テキスト。電話の請求書に書かれた、ありえない値段。
誰が見たって、「遊んでる」ようにしか映らないだろう。自分でもそう思う。ごくつぶし。
伸びたゴムがもとに戻るときなんてあるのか。朽ちて切れるのを待つばかりなんじゃ?切れちゃったら楽かなあ・・・そんなこともないよな。
心の中の歯車はぎゅんぎゅん回っているのに、どこかで連結がおかしくなって動かない機械のようだ。自分を見ないですむように、部屋中の鏡を隠してしまおうか。そんなことが役に立つとも思えないけど。
九月は目の前だ。
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