砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/12/14(水) 23歳総括。
ハピバスデトゥーミー。二十四歳になりました。
朝一でmixiを開いたら何通もおめでとうメッセージが来てて、その一つ一つにほろりときてしまったねこのです。ありがとうございます・・・(><。)言葉に出来ないくらい嬉しかったです。また、あらためてお返事書きますね。

さて。大晦日でもないのですが、今年一年、というか、23歳を振り返ってみようかな、と思います、ここらで。箇条書きにしてみると、こんな感じの年でした。

・焦りと負い目にしばしば悩んだ年。とにかく友人たちとの差や遅れを意識しつづける年でした。
・でも、その一方でゆるやかに自信を取り戻すことのできた年とも言えました。初めてバイトをするようになったことと、資格の勉強が折り返し地点を越えたことが大きかったのだと思う。どちらもきっと、客観的にみればあまりに小さなことなのだけど(苦笑)。
けれど、少なくとも、自分で考えて、それなりに結果を積み重ねていけるということは大きな救いでした。少しずつではあっても、今やっている勉強に手応えが出てきたことや、私でも少しは役に立つお仕事があるというのがわかっただけでも、随分気が楽になった。自分には暗記やテクニックのお勉強しか出来ないと思ってたし、だからこそ大学であんなに躓いたんだもの。

・絵を描く楽しみを回復した年。22のときも21のときもそれ以前も絵は描いてたし、勿論好きだったけど、どこかで「これを好きじゃなくなったら私はもう駄目だ!」っていう意地や義務感で描いてた部分があったし、描けば描くほど技術的な自分の欠点ばかりが目に付いて、楽しいというよりはしんどかった。
けど、今年の春くらいからだんだん、肩の力を抜いて絵が描けるようになってきた気がします。勿論、時々は落とし穴に落ちて描けなくなっちゃうんだけど、ひねりだすようにして描かなくても、先に描きたいものが筆を引っ張ってくれるようになったと思う。何がきっかけというわけでもないのだけど。

色んなことが、ちょっとずつながらいい方向に変わっていくにつれて、後悔に塗りつぶされていた時間も無駄じゃなかったのかなー、と思えるようになった。
去年の誕生日に書いた「23歳の私には、この先どうやって生きていけばいいのかという答えはでるのだろうか?」という問いにはやっぱり答えられないし、今でも先行きは限りなく不透明。世界はマジックミラーみたいに、実際より大きく見えたり歪んで見えたりすることも多いけど。

でも、もう「どうにもならない」とは思わないんだ。思いそうになったら、今年積んだものを一つ一つ数えて、深呼吸することにしよう。

24歳の課題。大きな目標は立てないけど、ただ一つ。
「おとなになるのも、そう悪くない」と思えることを、できるだけたくさん見つけていこう。これに決めました。


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