砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005年2月
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2005/02/26(土) おもいでは雲の向こう
音楽話続きでごめんなさいね。興味の無い人には退屈だと思う。

「Birthday」をヘッドフォンでかけつづける真夜中。
・・・歌詞カードが間違ってるCDは始めて見たよ!「君」を「僕」と表記するなんて(汗)
けども、やっぱり好きだなあ、くるり。目を開ければ紺色の世界なのに、頭の中は初夏の光でいっぱいになる。眩しい〜。

三曲目、他のアルバムに入ってた「水中モーター」のライブバージョンを聴いてたら、これをMDに入れて延々聴いてた一昨年の夏が目の前にあるような気がした。
大学の蒸し暑い書庫に、こっそりウォークマンをしのばせて入って。足音がやけに響く床・・・こつんかつん。開けて良いのかわからない窓を開けて(ささやかな悪事をいっぱい働いてるな〜)、隣の建物の上の雑草を眺めて、だれも見ないのにねえ、とか思ってた。
誰とも接続されてないということの安心感に浸っていた夏。

余裕だったのかな〜、あれは。孤独を楽しめるのは、本当は孤独じゃないことを知っていたからかもしれない。今も。

思い出は、普段頭の中にあって、ときどき取り出すようなものじゃなくて、丁度私の頭上の空の上のほうにあって、何かの拍子に降ってくるんだなあ、と思った。ぶつかると、少し痛い。


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