砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/02/09(水) この怠け者め
図書館日・・・のはずだったのです。ですけど。

早起きして、「さあ!今日こそあの指定席(飽くまでも勝手に決めてる)を奪還するんだ!おじさんより早く行ってやる〜!」って張り切って出発したものの、なんと駅まできて、図書館入館券を忘れたことに気付く。
あああ・・・急速にしぼむやる気。もういい・・・帰る。
何でこう馬鹿なんだろう、これはきっと、私の無意識下にまで潜んでいる怠け心がカードを忘れるように仕向けたんだ、そうに違いない・・・なんて、自分に腹を立てながら帰路に。けど、このままバスでとんぼ帰り、も空しいので、駅から自宅まで歩いてみることにしました。いつも使わない道を使って、できるだけ歩数を伸ばしちゃおう。

裏路地みたいな道ばかり使って帰ってたら、あちこち春の気配が。白い梅の盆栽、目白の群れ、神社の境内で日向ぼっこに明け暮れるデブ猫君(猫になりたい)。のんびりしてる場合では無いと思いつつも、すっかりいい気分です。ここのところの寒さも緩んであったかかったし、ね。

ついでに病院周辺の古本屋さんにも立ち寄ってみました。うあ、これぞ古本屋!という感じの古さ狭さ。本棚から溢れた本で廊下が埋まって薄暗くて、今地震が来たら圧死するかもしれない・・・とやや不安に。でもこれが古本屋さんの良さなんだよね。あいうえお順になんかなってなくて、絵本と哲学書の初版と青少年有害指定図書が仲良く並んでる混沌も、古本屋さんの良さなんだよね?(笑)
そうそう。店主のおじさんがお客そっちのけで韓国のドラマ(たぶん)にどっぷりはまってたのが印象的でした。もうずーっと、台詞ごとに笑ってつっこみを入れてるの。「馬鹿じゃな〜」とか「そりゃないやろ」とか。で、でもしっかり観るんだね・・・(^^;)
結局そこで、夢野久作と澁澤龍彦の本を三冊ほど掘り出して帰宅。いい買い物も出来たし、運動にもなったし、心の洗濯にもなったし、勉強は捗らなかったけどなかなか有意義な日だった・・・んだよね。きっと。


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