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2005/04/10(日)
花見が雪見に
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天気が思いの外良かったので、お友達を花見にでも誘っちゃおうかな、と携帯に手を伸ばした瞬間、親からお花見ドライブに誘われてしまいました。ふ〜むま…良かろう。付き合いましょう(かわいくない反応)。
行き先は、奥津湖。途中の高速道路からは、桜はもちろん、レンギョウ(黄色の、星のような形の花。)とか、薄桃色の辛夷とかが咲いてるのが見えて、なかなか楽しいドライブだったのです。「この調子だと、奥津湖のまわりも桜満開だよね〜!今日予報では雨だったから、あんまり人もいなくていいかも」なんて話していたのです、が。
ええ、確かに人は少なかったですとも。だけど桜も少なかった、というより、咲いてませんでした、全然(汗)!そもそも桜の木なんてあったのだろうか・・・。 「あれー、おかしいなあ、咲いてると思ったんだけどなあ・・・まあいいや、ここでご飯にする?」という話も出たんだけど、せっかく来たんだから桜の下で食べたいよ!とうことで、もう少しドライブ続行。近くの森林公園まで行ってみましょ、ということに。 車が森林公園に近づくにつれ、とてもとても嫌な予感が。だって、道路の周り、なんだか三角っぽい木とか、平べったい葉っぱがふさふさとついた木とか、そんなのばっかりになってきたのですよ。 ワタシ「とーさん・・・あの木は・・・あの木は何の木???」 父「あ?あれは杉、こっちは檜だなー・・・あ!」 ・・・ぎゃー!!!!!何てことだ、やっぱり付いて来るんじゃなかったよ。私たちは、みすみす花粉症の敵の本拠地に乗り込んでしまったのです(一家揃って花粉症)。右を見ても、左を見ても、敵、敵、敵!おまけにこれから大きくなるであろう、植林したばっかりの小さな檜がいっぱい生えてる場所も。誰だ植えたのは!(泣)
しかも、行けば行くほど気温は低くなり、「積雪のため森林公園は閉鎖中です」の看板まで。それでも車を進める父、いいかげん戻ろうよ〜!と怒る母。山道での車酔いと、花粉の猛威でぐったりの娘。「もうなんでもいいから、早く車を止めてくれ〜・・・ただしこの杉林を抜けてからね」と思ってたら、ついに雪が深くなって、完全に行き止まりに。あー・・・。 仕方ないので、ちょっとだけ車を降りて休憩。わー凄い、岡山でもこんなに積もってるところがあるのかあ・・・。三十センチくらい層になってる雪が、木の周りだけまんまるに解けて残ってるの(写真右参照)。雪の上に足を乗っけてみたら、いきなりひざまでずぼっと埋まる。あ・・・ちょっと、楽しい。あちこちで、雪解け水がすごい音をたてて流れてて、うーん、たまにはこういう経験もいいか、と思ったのでした。
でもここでご飯は無理ね、ということで、再び奥津湖にUターン。結局、青い湖を眺めつつ(綺麗だったよ)、ものすごい音で吹き荒れる風(サラダのキャベツとか、ドレッシングの飛沫とか、蟻とかが飛んできます・・・顔に)の中でご飯を食べて、帰宅。 それなりに良い眺めではあったけど、ちゃんとお花見したかった・・・という気持ちは拭えないなあ。一夜明けた今でも目の腫れ引かないし・・・(泣)
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