砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/04/30(土) 長崎は今日も雨だった
上記のよなタイトルの歌(タイトルじゃなくて歌詞かも)があるくらいだから、長崎というところは雨が多いのかしら。それとも、私が雨女なのが悪いのか・・・。

ともかく、この日はお天気がすぐれませんでした。午後からは雨がふったりやんだり。そんなわけで、この日は美術館に入ったりショップを見てまわったり、に終始。前日に引き続き、見聞メモ。

 パレスハウステンボス、というお屋敷みたいなとこで、素朴派と呼ばれる人たちの絵の展覧会と、布で作る造花の展示会。
素朴派の絵には、はっきり共通した特徴がありました。絵の中に、色が多い。それも、人工的であかるい色ばかり多用してある。で、結構細かく色んな物を描きこんでる。絵画というより、少しイラストや漫画に近いカンジかなー。
なんか、すごくシンパシーを感じる絵でありました。絵を、とにかく描くことが楽しい人たちなんだと思う。好きな色もいっぱいあって、好きなものもいっぱいあって、それをぜーんぶ絵に閉じ込めておきたいのかな、と。で、気付けばこんなにごちゃごちゃした絵になるのかなー、なんて、素人の勝手な感想なんだけど。
世界を肯定的に捉えて、思う存分愛してる人の絵。人物も、みんな楽しそうな顔をしてた。私も楽しかった。時間が許せば、もっとじっくり見たかった。

造花は、なんだろう・・・すごく落ち着かない気持ちになった。よくある造花みたいに、テラテラした色じゃなくて、もっと枯れた、褪せたような色の花が、部屋いっぱいに飾ってあった。うわー、五十年前の部屋を、今あけたみたい・・・と思いながら眺める。
ドライフラワーを造花にしたみたい。偽物の生じゃなく、偽物の、死。
ぼんやり眺めてたら、「何、鬱モードに入ってんの!」と言われました・・・(汗)。誤解ですってば。

フラメンコ。踊ってる二人がギリシャ彫刻を彷彿とさせる顔立ち。完璧に美しい、と言わしめる男女でした。どひゃー。隣の母、目がハート(笑)そりゃ、ハンサムな人でしたが・・・。
踊りが、愛っていうより、戦い(とか、怒り)・・・。迫力ありました。情熱の国スペインでは、よく恋愛沙汰で人が決闘したり死んじゃったりするんじゃなかろうか、と半ば本気で思った。きゃーこわいわー。

あとは、柿右衛門とか西洋の陶磁器の展示。綺麗でした、とあっさりまとめてみる(笑)。目がきらんきらん。

・・・こんなところかなあ・・。途中、みんな歩き疲れて苛々して、ちょっと仲間割れ(苦笑)おこしかけたりしたけれど、ま、終わり良ければすべてよし、です。
お休みの割には人も少なくて、ゆったりと綺麗な景色も楽しめました。ちょっとした非日常を味わえて、満足満足。
びっくりしたのは、この園内に実際お住まいの人がいる、と聞いたこと。マンションとか、家とかあるんですよー。私だったら、毎日夢の国じゃないほうがいいなあ、なーんて、ちょっと負け惜しみ?(笑)


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