砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/05/14(土) 無理は禁物!
やや大きい手術をした父方の祖父のお見舞いに行って参りました。お隣のお隣の県、山口まで。

数日前の手術後、高熱を出したという話だったので、大丈夫なんだろか・・・と皆、恐る恐る病室へ。幸い、祖父はすっかり元気でした。いやむしろ、元気すぎて逆にみんなをはらはらさせるほど・・・(汗)

父の姿を見るなり、がばっ!と起きあがっていくら止めても横にならないし(逆に、お見舞いに来私たちに「座れ座れ!疲れたろ〜!」とさかんに言ってた)、退院したらすぐ田んぼの世話をせにゃならん、他にもあの仕事やこの仕事が残っとる、と目を輝かせて語る語る。だ、大丈夫なの!?

極めつけは、帰り際に「さっき体に付けてたチューブ、外してもらったばっかり」という状態で、玄関まで見送りにきたこと(やっぱり止めても、聞かない)・・・。おーじーいーちゃーん!!!やめて〜危ないから(涙)!
元気な姿を見せようと思ったのでしょうか・・・手術の成功にはほっとしたけれど、別の意味で心配になったのでした。家に帰った日に畑仕事しそうな勢いだったよ・・・こわいよう、しばらく安静にしててください・・・。


・・・体の調子はよくなっていたけれど、以前会ったときより確実に耳が聞こえにくくなっていた祖父。意識は完璧にクリアなのに、話しかけてもほとんど、こちらの言ってることが殆ど聞こえない様子で、もどかしそうだった。それで何となく、あんまりこちらから話しかけられなかったんだけど、もう少し側に寄って大声ででも話しかけておけばよかったなあ、と帰ってきてから思いました。年に一度しか顔を合わさない孫でも、あんなに嬉しそうな顔をしてくれたのになー・・ちょっと、後悔。
自分のせいじゃないのに、周りの世界との間に徐々に膜が張っていくのって想像できない辛さだ。たぶん、こんな抽象的な言葉の外にある辛さだと思う。経験してみないと、決してわからない痛み。
安心とともに、ちょっぴり悲しかった。普段、あまりにも元気だから忘れてしまっていたけど、祖父も、祖母も、そして両親も、確実に老いていくのだ。どこかで、自分の大事な人だけはそれを免除されてるような気がしてたけど、やっぱりそうじゃないんだ。


家についてぼーっとしてたらふと、祖父の目の色素と、眉のあたりが薄くなってたのを思い出した。はやく退院できるといいね、おじいちゃん。

☆☆☆
超余談。祖母から、一番年の離れた従弟の身長が、もうすぐ170cmになるよ、と聞いてがーん。ついでに、学年で一番運動が得意になったんだよ、と聞いて二重にがーん。こないだまで、かけっこビリだって、言ってたじゃんか〜!あああ、キミだけは私と同じで、ちびで運動神経が切れてるんだと思って連帯感持ってたのに(持つなよ・・・)!成長期、恐るべし。ついに親戚中で、私が一番小さくなってしまいました。一番年上なのに・・・しくしく。
私も運動部入ってたら、もう少し身長伸びたのかなー。時すでに遅しですけど・・・(号泣)。


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