砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/05/19(木) しんぺんせいり(?)
 図書館でテスト勉強。飛行機雲、いっぱい。ふやけてる。
 ・・・暑い。アスファルトから熱気と一緒に、夏のかけらが立ち上ってくる。オレンジ味のカルピスの水玉模様、とか、梅ジュースの中の氷とか。あと、余所の家のシーツの反射とか。頭の中の夏を楽しむのは好き。でも、現実の夏はちょっぴり、にくたらしいこともある。

 帰り道珍しい花を見た。赤いオウム(南国にいるようなやつね)がわさわさとまってるのかと思った・・・。もさもさの糸巻き様の花。ちょっと非現実的。
 鮮やかな花が咲いてる家ほど、ひっそり静まってる気がして、不思議。窓の中、真っ黒だった。花に何もかも吸い取られたのかもしれない、なんて馬鹿な想像をしながら帰りました。

 衝動的に、大学時代の絵やらプリントやらを大量に処分。すでに記憶からは葬り去っていたものがいっぱい出てきて、ちょっとぎょっとした。
 私にとって、あの四年間は一体なんだったのか、あの部活を通して私が失ったものと、得たものはなんだったのかを一つ一つ整理しながら、そんなことを思い出させたものたちを捨てる。さよならさよならごめんなさい。軽くならねば遠くまで飛べないのです。
全てのことを覚えていられない頭っていうのは、案外幸福なのかもしれない。


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