砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/07/31(日) 緑色の煙
夢の中まで落ちてきた雷で目が覚めました。すごい、嵐(わくわく)。空が緑がかった灰色で、雨がカーテンみたいに流れてるのが見えた。テレビなんか、チャンネルによっては映らなくなってるのです。うわあ、こんなのはじめてだー。
外に出て、めちゃめちゃに暴れまわりたいな・・・なんて思ってるうちに、みるみる雨雲も雷も遠ざかってしまいました。今はもう、蝉も鳴いてる。


・・・「身の丈にあった幸せ」を追い求めることを馬鹿にしてるわけじゃない。そういうものこそ、とても大事なものをたくさん含んでいるんだろうって、頭ではわかってる。人生の目盛りは零と百だけじゃないってことも、頭ではちゃんと、わかってる(つもり)。
それなのに、遠回りすることや、すこし妥協して生きてみることをどうしてこんなに拒否してしまうんだろう?全てを手に入れるか、さもなければ、夢の息の根を完全に止めてしまう、という選択肢しか思い浮かばないのはなぜなんだ。
別に格好つけてるわけじゃない。「夢を追い求める」なんて言葉、ワタシみたいに生半可な気持ちで使ってるときには空ろな響きしかしないことくらいは、自覚してる。

ほんとうに突っ走る勇気はないくせに。・・・やっぱり、甘いのかな。わかってないのかな。考えまいとしても、気付けば考え込んでしまう午後でありました。


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