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2005/07/05(火)
失われゆく風景
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前日の日記、初めて指定文字数オーバーを経験しました・・・（汗）あったのね、そんなもの。２５００文字以内にして下さいって、私どんだけ書いたのさ。
ああ、自分が怖い。そして今日の日記も、馬鹿みたいに長い。
県立図書館へ、文献探しに。目的のものはすぐ見つかったんだけど、ふと児童コーナーに足を踏み入れたら、絵本の魔法にかかってしまいました（＞＜）昔家にいっぱいあった加古里子の絵本に再会したり、「また もりへ」という絵本に心を奪われたり（「もりのなかへ」という前作、読んでみたかったんだけど、貸し出し中！）。まだまだ私の知らない素敵な絵本、いっぱいあるなあ・・・などと思いつつ、レオ＝レオニとアーノルド＝ローベルの絵本を借りて帰る。お・・・重くなったぞ、荷物が。でもしあわせ。
帰りに、ちょっとだけクレドに寄り道。そか、バーゲンなんだ！もう（わくわく）。「無駄遣いじゃないの。投資よ、投資！」というポスターの前で、腕組みしてうんうんと頷いてみる。そうそう、投資投資（笑）。
あちこちに短冊がつるしてあるのをみて、あ、七夕なんだ！と気付く。願い事を書くコーナーがあって、「超遠距離恋愛で、一年に一度会えるか会えないかってときに、人のお願い事なんか聞いてられないよなあ、私だったら・・・」と思いつつ、ちゃっかりお願い事、書いてきました（＾＾；）「おりひめとひこぼしが幸せになれますように」なんて優しい願い事を横目に、思いっきり、利己的なやつを。
叶うといいな。いいなー。
そんなわけで呑気に帰ってきたら、家の近所で空家の解体工事が始まってました・・・がーん！こ・・・ここ、私がいつも花と廃墟を愛でてた場所なんです（号泣）！白い布と木組みで覆われた家。布の下からは、踏み潰されたおしろいばなが見えました。梔子もまだ香ってた。昨日まで、平和に咲いてたのに・・・。実が出来るの、楽しみにしてたのに。あまりに唐突なお別れで、ショックです。
「産業廃棄物」と書かれたトラックが、余計うらめしかった。家だったのに。産業廃棄物、になるのか。しょうもない感傷とはわかっているけれど、悲しい。明日から何を楽しみに散歩すればいいんだ。あああ・・・。
☆☆☆
『遠くまで行こう。うんと遠くまで、風を切って。
荷物は軽いほどいいんだよ。
おんなじ景色ならいらないんだ。僕らは二度と、ここには戻らないだろう。』
・・・・・・。私は同じ景色のほうがいい。
この自転車、構造的に欠陥があるような気がする。走れなさそう・・・。まあいいや。いいの。
もうすぐ、弾切れならぬ紙切れを起こします。葉書サイズのスケッチブックが足りない〜（；；）
空色か、雨蛙色の自転車が、欲しいなあ。それでちょっと遠出してみたい。
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