砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/08/10(水) 安易な感傷だけじゃ駄目
県立図書館に行って、帰って。ぼちぼちと、勉強。来週中には提出できると良いな、レポート(希望)。でもふらりと遊びに行きたいな、どこかへ。

帰り道、天満屋の地下街で開催されてた写真展を、見る。「動物達へのレクイエム」だったかな?安楽死(その実態は、「安楽死」なんかじゃないみたいだけど。炭酸ガスによる窒息死だって書いてあった)させられる直前の犬と猫を、檻越しに撮った写真。ああ、気付かなきゃ良かったと思いつつ、引っ張られるように見てしまった。
諦めきった顔で横を向いてる賢そうな犬や、まだ何にもわかってないみたいな子猫。ものすごく悲しそうな、恨めしそうな上目遣いをしてるムクムクの犬。どれを見ても辛いんだけど、その中でも一番印象に残ったのは、真ん丸な目で檻からカメラマンを見つめてる犬の写真だった。あれは、「もしかしたら、この人が連れて帰ってくれるんじゃないかしら、自分のことを愛してくれるんじゃないかしら」っていう期待の目だ。あんな風に、救いとか愛情を渇望するような目を振り切って帰らねばならなかった写真家の人は、心が張り裂けそうになったんじゃないかな、と思った。私もなんだか居たたまれなくなって、逃げるようにその場を後にしたんだけど。まるで自分がかつて犬か猫を飼ってて、それを置き去りにしてしまったような気持ち。
うーん、でも多分、私のは安易な感傷でしかないんだろなー。ずーん。

☆☆☆
夕立が通りすぎた。雨が降る直前は、色んなものの音や匂いの重さ(?)が増してくる感じ(色んな家の生活の気配が濃くなるみたいなの)なのに、雷と雨が降ってきた途端、そういうものから自分だけが「ぶつん」と切断されたような気がする。だれもいなくて、水の中を部屋だけが流れていくような空想をしてみたり。
何ヶ月か前に見に行った絵を思い出した(たぶん、ここでも前に感想を書いた・・・)。大雨の中を、オールのついた家が流されていく絵。ノアの箱舟みたいなやつ。

なんだか今日はいくらでもうだうだ書き連ねられそうなのだけど、この辺でストップしよう。べんきょうべんきょうー。


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