砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/08/13(土) ライブライブライブ
編集し直し日記。今日明日の日記は、かなーり長いです。ちょっと気合がいるかも・・・(笑)。2000字以内で纏めなきゃ。

お昼、久しぶりにsus4さんからメール。わーい元気かな?と思ったら、お友達のライブのチケットが一枚、急に余っちゃったんだけど、行かない?とのこと。
ラララライブ!ひゃー行ったことないよ、すごく行ってみたいよ〜!久々にsus4さんにも会いたいし・・・けど、きっと親の許可が下りないだろうなあ、夜だし(※オフ友さんたちには周知ですが、ねこの家の門限は普段、信じられないほど早いのです。五時六時って、中学生も真っ青じゃ)、明日は同窓会で晩留守にするし。うーん、でもダメもとでちょっと交渉してみよう・・・。

半ば諦めモードで、でも色々(←?)交渉してみたら、案外簡単に許可がおりてびっくり!母はちょっと渋り顔だったけど、意外にも父が「ま、いいんじゃない?」とあっさり。お、おとー様(現金)!何があったんだ、いったい・・・。

そんなわけで、六時半頃に駅前で待ち合わせ。先に来ていたsus4さんに全く気がつかず、呑気に十分くらいぼへーっとしていた管理人。気付け〜!というか、少しは探す努力をしろよ、ワタシ(汗)。そんなこんなでお久しぶり〜。あれっ?ちょっと顔が変わった?と思ったら眼鏡(サングラス?)だったのですね。それにしても、パソコンと親密な学部なのに、目が悪くならないなんて羨ましい限り。ふしぎだー。

ライブの場所は、OPAのすぐ側の、黄色いビルでした。長年バスから見るたび「あれは何の建物なんだろう?何となくアメリカの雑居ビルっぽい雰囲気だなあ、クーラーのない部屋で、クラシックなラジオとかポスターとかが貼ってある部屋に、ミュージシャン志望のお兄さんが一人で暮らしてそうだなあ」とか勝手に思っていたんだけど、ライブハウスだったのね。当たらずとも、遠からず。
カンカンカン、と鳴る階段をどんどん昇って、ちょっと古い建物独特の雰囲気がいいなあ、なんて思ってたら、いきなり目の前にいっぱい、ライブで演奏する人がいっぱいいてびっくりしました。うわあ忘れてたけど、私こういうの緊張するんだった!心の準備しとけばよかった(滝汗)!!!一瞬にしてガチガチになる小心者ネコノさんです。別に捕って食われるわけじゃなし、ねえ。ここで、sus4さんのバイトの後輩さんで、ライブに参加される女の子と御挨拶。うにゃー、か・・・かわいい!!ちっちゃーい(後で公式に行ったら、それでも私より背が高かったのだけど。なんだろう、細さ?頭の小ささ?泣)!明るくて感じの良いお嬢さんでした。これは楽しみだ〜。
黒い壁と天井の部屋で、黙って始まるのを待つ。赤ちゃんが走り回ってるのが可笑しかった。すごい愛想のいい赤ちゃんだったよ。君も見るの?

・・・で。いよいよライブ開始、です。三組聴いたのだけど、お名前はイニシャルにして(検索避け!)、順番に感想を。
・ロックバンド、Cさん。最初の音がずしんとお腹に来た瞬間から世界が変わる。大波にぐいぐいひっぱられるような感じ。若若しい疾走感があって、ブルーハーツはよく似合ってたなあ。メロディラインも好き。ボーカルの男の子がほんとうにいい笑顔で歌ってた。ドラムを叩くのは、小学校六年生の男の子!(驚愕)
音の中に身を置くことで共有できるものと、音楽をやってないと共有できないもの。あの瞬間、彼らの視線の先には私の見えないものがあった。
・弾き語り、Yさん。見た瞬間、「スキマスイッチ(・・・の、歌わない方!)」と心の中で叫んでごめんなさい(笑)。髪型がね・・・。一見やる気のなさげな目をした男の人なんだけど、歌う歌詞は結構、熱血してる。そしてところどころシュール。烏龍茶とペプシが好きなんだって。「六リットル飲み干した〜」って歌うところでは、思わず吹き出してしまった。MCが面白くて、声に独自の魅力がある人。
・そして、sus4さんのお友達がギター(ん?ベース?ごめん、ほんとに区別つかないんです・・・)を務める二人組のロックバンド、Pさん。攻撃的なイメージ(でも、エンタテイナーに徹してるところが良い!)のボーカルのお兄さんと、演奏しているときはクールビューティーな感じのお友達。実は、一番ノリノリで聞いてました。シャウトするところがね、気持ち良いなあ。「剥き出し」な感じが魅力だと思った。少し機械の不具合が途中で出たりしたのか、ひやひやしたけど、でもとっても楽しませてもらいました。このバンドの感想は、下の落描きに追加してます(誤字が・・・)。

うん。もうちょっと感想を丁寧に書きたいんだけど、字数が押してきたので、無理やり纏めちゃいました。楽しい時間はあっという間に過ぎて、挨拶もそこそこに帰る時間。お盆休みでバスが走ってなかったので、sus4さんとお別れした後は、余韻に浸りつつ歩いて帰る。あー、耳きーんとしてるや。ん、でもこれも楽しいお土産だなあ。

・・・帰り道、猫目の月を見つつ思ったこと。もうちょっと、人見知りの癖、直そう。いつもの悪い癖が出て、ライブの場所ではアンモナイトのように寡黙になってしまって、自己嫌悪です。

演奏してた人に伝えたいことはいっぱいあったんだけど、言葉が追いつかないし、舌がまわんなかった。「おめーら最高だぜ〜!!!」とか、言える人になりたいなあ。や、そんなテンションじゃなくてもいいけど(笑)、ストレートに反応が返ってきたほうが嬉しいのは、たぶん表現するひとなら誰もが同じだから。

あそこの人たちに共通してあったのは、野性のにおいみたいなもの。飼い慣らされてない、媚びない感じ。反応を窺うっていう卑屈さが微塵もなくて、そういうのがなんかとても羨ましかった。憧れとともに、恐れ、じゃないや、畏れを感じてしまったのも事実。
ほんと、いいな、音楽って。多分、この先もあんまり私の人生にないであろう経験をさせてもらって、感謝です(><)どうもありがとうね。


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