|
2005/09/03(土)
ちょこっと原点回帰
|
|
|
タイトルの意味するとこ、お友達にはわかるかなー。
この派手派手しい服は、地下街のポスターが目に付いたので真似してみたもの。実際はもっとセンスよく色が入ってた気がするよ。
☆☆☆ 今日は、大好きな影絵作家、藤城清冶の影絵展覧会に行って参りました。海を越えて、お隣の香川県、高松市美術館まで! 最初母を誘ったときは「えー暑いし面倒だよー」って反応。よしこれは念願の一人日帰り旅行のチャンスではないか!と思って、「ん、じゃあ一人で行って来るからいいよ」って言ったら、「え、でも海越えていくんでしょ?心配だからやっぱりついていくよ!」ということになってしまいました・・・(汗)心配って、電車で一時間の場所にどんな心配があるというのだろう?ワタクシもう、23歳なんですが(泣)
・・・あ、でも近道のつもりで反対方向に行ったり、寄り道して迷子になったり、確かにちょっと心配なところはあるかもしれない(死)
船を利用するのもおすすめだよ、とのりえさまのおすすめもあったんだけど、今回はマリンライナー。ちょっぴり水蒸気でぼやけた海だったけど、良い眺めを堪能しつつ、高松駅へ。海を渡ると、近場でも旅行したって気になるものだー。
で、展覧会ですが。
・・・も、も、もう、予想以上に素晴らしかったよう(><)これまでも何回かこの方の展覧会には行ったことあるんだけど、そのときは額に入って普通の絵の形に処理された展示だったのです。それでも十分綺麗だと思ってたんだけど、今回のは一味違いました。 なんと館内を真っ暗にして、その中に原寸の影絵をそのまま展示してあったのです!もちろん、後ろから光を当てて。行けども行けども、素敵なステンドグラスの世界・・・!可愛くも不思議な小人、お馴染みの得意げな子猫くん、魔法使いの庭に生えてるような木があちこちにあって、どの絵の前からも立ち去りがたかった。胸が痛くなるくらい綺麗なの。しばらくは、自分の絵がまともに見れなくなると思った・・・(涙)ほんとに、気を抜くと泣いてしまいそうだった。やっぱりこの人は私の憧れだわ・・・。死ぬまでたっても、枝までのぼりつめられない大きな木。
ところどころ、水と鏡を上手に利用してる展示もあった。大きな観覧車が上にも横にも無限に続いてて、気付けばそこをずーっと歩いてて、いつのまにか自分が消えて無くなるような危うさがちょっぴり感じられるんだ。セロファンで出された色の洪水も素敵だけど、その中から顔を出す影により惹かれる。純粋な黒。謎めいてるのに、ネガティブな意味を含まない「黒」っていうのもあるんだなあ。うーむ。
三時間ほど、母とともに茫然と展示を見て、わんさか絵本やポストカードを買って帰路に。ほんとは図録も欲しかった〜!!!もう、しばらくはないだろうな、こんな大規模な展示。 紹介してくれたりえさま、ほんとにほんとにありがとう〜☆行って大正解!だったよ!
あ、ちょこっと蛇足。香川ということで讃岐うどんも、しっかり食べました(笑)。あちらはうどんにだしじゃなくて醤油をかけるんだね・・・ちょっとびっくりした。
|
|
|
|