砂の上の文字群
書かれた文字の、全てがほんととは限らない。
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2005/09/30(金) 形状記憶する強さ
今日は、絵無し。そして今日の日記は、久々に内省的なことばかりなので、嫌いな方はここから下はスルーしませう。

昨夜、ちょっと言われて嬉しかったこと。また自己嫌悪の波が襲って来たときちゃんと思い出せるように、メモしておく。

「どれだけひどい時期があっても、どれだけ迷ったり躓いたりしても、そのままダメになってしまわなかったんだから、大丈夫。時間がかかっても元に戻れるということは、芯にちゃんと強さがあるということなんだから。少しはそういう自分の良さのほうも、見ても良いんじゃない」

ありがと、母さん。うっかり泣きそうになっちゃったじゃないか。いつだって他人を見て指をくわえてばかりの私だけど、少しは自己肯定してもいいかのな。

大学生活の間に、恐竜サイズに育った劣等感と挫折感を抱えて岡山に帰って来た頃、そしてその後のごたごたで疲れ果てた頃、私は自分が完全に「折れてしまった」んだと思っていた。損なわれたものは絶対返ってこないんだという気分だけが頭の中をぐるぐる回って、どっちに行けば良いのか、どこにいるのかよくわからなくて、ほぼ毎日泣き喚いたり物に当たって暴れたりしていた(今にして思えば、喜劇のようだけど)。こんなことを書くと、友達に本気で怒られそうだけど、あの頃は他に選択肢がないから、とにかく日々を繋ぐために生きていくという気分にしかなれなかった(い、今はそんなんじゃないからね;)。

今でも、周りがどんどん先へ進んじゃうようで、怖くてどうしようもなくなったり、やっぱりダメだわ・・・とうなだれてしまうことは(しょっちゅう)あるけれど、でも、あの頃よりはずっと、自分が積もうとしているものや、やろうとしていることがはっきり見えるようになった気がする。正直はじめは「親の顔立てなきゃ・・・」という後ろ向きな気持ちで開始した勉強も(スミマセン)、時間がかかってもなんとしても取りたいものにいつの間にか変わってた。

友達より半周遅れ、いやいや五周くらい後をのろのろ走っているに過ぎないとしても、それでも。
やっぱり、それは「元に戻る」ために必要なステップだったんだと、今は素直に思える。ひどく遠回りはしたけれど。

・・・そうね、戻って来れてよかった。だからきっと、前にだって進めるよね。これからだんだん、良くなっていくんだよね。そう信じたい。
信じても、いいよね。


☆☆☆
うう、首が痛くて回らない!また寝違えたよー。
「五十肩が・・・」と言ってる父のサロンパスを奪って、首にぺたりと張りつける娘23歳・・・。あー、効く。(上のしみじみムード、台無し!)


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