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2005/03/03(木)
おひなさま
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全国的には今日はひな祭りだったそうで。 よく早く片付けないとお嫁に行き遅れるとか言いますが、うちらのように旧暦でやる時はどうなるの? うちの祖母は4月3日の夕方になると必死で片付けてましたが。 (ちなみに、うちの息子の甲冑飾りの説明書には「早く片付けないと出世が遅れる」と書いてありました;) 今日懐かしい話を聴きました。いつも夕方聴いているラジオ番組のパーソナリティの女性が 私と同じ歳なのですが、その人のお雛様の話をしていたのを聴いて、そうそう!と相槌。 あの頃の流行だったようなのですが、うちのお雛様ってその人のと同じく「大極殿仕様」だったんです。 段は5段ほどしかないのですが一番上に「御殿」が建ってて一番奥にお内裏様とお雛様 左右の別棟に白い着物に赤い袴の巫女姿の官女が一人ずつ座り、 御殿から降りる正面の階段の上に内掛け姿の女官長が立ってました。 御殿の左右に雪洞(ぼんぼり)があってその前に右大臣と左大臣、2段目に五人囃子。 3段目には右近の橘と左近の桜、真ん中に桃の花。その間にご馳走のお膳と菱餅が1対。 4段目には左右に雛あられのたかつき1対と泣き上戸、笑い上戸、怒り上戸の三人。 そして5段目がタンスや長持ちなどの荷物、でした。 この雛飾り、お人形自体はすごく小さかったんですよ。そして御殿を組み立てるのが大変。 まだね、組み立てるのは楽しいし、引っ張り出せばいいんだけど、片付けるのがね; 屋根やら階段やら御簾やら欄干やら小さなパーツが山盛りあって、一つずつ紙へ包んで仕舞わなきゃならない。
んでこれ、現在のお雛様だと三人官女は真ん中の人が座って両脇が立ってますよね。 そしてみんなきれいな内掛けを着てる。んで大臣たちはお囃子より下の4段目あたりにいますよね。 それと、私のも今のもお雛様は向かって右にいますが、うちの母の頃のは左だったそうです。 母は雛飾りなんか買ってもらえなかったそうですが、お雛様の掛け軸が残っています。 これは武家式と公家式の違いだそうで、よく天皇家の結婚式の写真でも言われてますよね。 もう10年以上出してあげてないお雛様の顔をますます眺めてみたくなりました。
今朝、お友達が来てくれて昼過ぎまでお話した後用事をしてたらお昼が遅くなって 2時半頃に御餅を食べたら胃にもたれて苦しくなったんで寝転がってました。 電話が鳴るのを無視してたら息子がカンカンで帰ってきて「ラケットを届けてくれって言おうとしたのに」って。 自分が悪いんでしょ!とほっといたら、出て行ったと思ったらまたすぐ帰って来た。 「雨が降ってきたから中止」バカじゃのう。洗濯物が濡れちゃったよ;;
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