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2008/05/30(金)
口腔機能発達学
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先週末 九州に行ってまいりました。
昨年の11月27日の独り言でもふれましたが 正式に福岡県立九州歯科大学 口腔機能発達(小児歯科)学の教室に臨床登録が承認されたので これから数年間 年に6〜8回最新の小児歯科学を学びに北九州に行って参ります。
戦後の食生活において ジャンクフード化の浸透により咬まずに飲み込むのが容易になったので顎口腔機能が未発達なお子様が増えてきました。 顎口腔が未発達のまま永久歯が生えてくるので 当然 歯列不正が起こります。 従来の歯科矯正でも 顎の変形を伴う場合などはレアケースとして 早期のかみ合わせの誘導が必要になっていました が 最近の傾向としては かなり頻繁に早期対応することが必要な お子様が多くなってきました。
ただでさえ顎が小さなこれからの子供たちが 歯列不正のため 上下4本(親知らずをいれると8本)抜歯が必要になり さらに口の中が狭くなって 慢性酸素不足になり 不定愁訴を訴えるようになります。
なるべく早期から咬み合わせを誘導することにより 歯列不正がなくなり大切な歯の抜歯回避ができるよう 口腔機能発達(小児歯科)学の牧教授 のもと 最新の小児歯科(特にお子様のかみ合わせ誘導)を学んでまいります。
その間 歯科医院を留守にすることになりますが どうか ご理解のほど宜しくお願い致します。
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