ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年10月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2006/10/22 大沢@旅日記、引越しました!
2006/09/09 大沢@旅日記、引越します。
2006/09/06 アンジェラ症候群。
2006/09/05 そう言えば、あの映画で。
2006/09/04 夏休みが終わり、学校が始まる。

直接移動: 200610 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2004/10/10(日) 大川興業
チラシを見てすごく気になっていた。
ほぼ黒一色のシンプルな画面の紙が
月食の後に再び現れた月の輪郭のように
細く鋭いラインで切り抜かれている。

裏を見ると「1時間半以上、暗転が続く」
などと、不穏なことが書いてある。

大川興業は、扇町ミュージアムスクエア
でやっていた頃は必ず観に行っていた。
初めて観た時、「大川豊は天才だ」と思った。

オープニングのビジュアル、キャラクターの造形、
物語でなくイメージの強度で持っていく腕力。
そしてとにかく、おかしくておかしくて
笑いが止まらなくて死にそうになるシーンの連続。

けれど、その後大きな会場に移って
客層も、大して面白くもないのにエヘエヘ笑う
マニアみたいな男どもが増えてきたので
「もう潮時だな」と思って観に行くのをやめた。

だから、ものすごく久し振りだった。
会場は神戸アートビレッジセンター。
恐ろしく客席を小さくして、
数十人しか座れないようにしてある。

本当にずっと真っ暗闇だった。
台詞と、動く音と、気配のみ。

これが滅茶苦茶面白かった。
普通、暗闇が続くとどうしても眠くなってくるが
設定の巧みさと役者の素晴らしいテンションで
全く飽きることが無く最後まで笑い転げたり
泣きそうになったりした。

今月に入ってから、面白い芝居が続いている。
気がついたら三回連続で芝居のことを書いている。
これって今まで無かったかも。凄く珍しいことだ。

実は、やっぱり芝居ってすごく面白いのかも!ああ
なんだか今すぐにでも、芝居がやりたくなってきた!


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.