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2004/10/02(土)
この世の果てA
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このドラマには 「この世の果ておじさん」が登場する。 「俺は、この世の果てを見てきた・・・」 それがおじさんの口癖だ。
それまで見たことのない役者さんが タイトルそのものを何度も口にするわけで 「なんなんだ、この世の果てって!」 と凄く気になったのだけど、結局最後まで なんだかよく分からなかった。
むしろ、 なんだかよく分からなかったからこそ 今でも記憶に残っている。
この役者さんは確か、柳葉敏郎らがいた 一世風靡セピアというグループのリーダーで その後も色んなドラマに出ている人なのだが 私にとっては今でも、たぶん永遠に、 「この世の果ておじさん」である。
このドラマは、鈴木保奈美と三上博史が 主人公だったのだが、この二人の演技は 正直、別に大したことなかった。
むしろ、「この世の果ておじさん」を はじめとしたまわりの役者陣が凄かった。
三上博史の恋敵役として登場するのが あの豊川悦司である。 はっきり言ってこのドラマのトヨエツは まさにぺ・ヨンジュン、ヨン様的な 王子様のような役どころである。
背が高く、金持ちで、どこまでも優しい。
実際、ドラマ放映中から 三上博史に固執する鈴木保奈美に対して 「豊川悦司のほうが断然いい! 私なら絶対トヨエツを選ぶ!」 という視聴者の声が強かったらしい。
この後豊川悦司は、北川悦史子脚本の 「愛していると言ってくれ」で 大ブレイクを果たす。
この「愛していると言ってくれ」などは ヨン様でリメイクしたら再び大ヒットだろう。(つづく)
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