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2004/10/05(火)
キリンバズウカ
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芝居の世界というのは 特に小劇場の世界というのは 若手、がすぐに若手でなくなる。
20代前半で劇団など作って 20代後半で作品世界を確立して 30代に入って一人辞め、二人辞めして解散。
まあ、こういうパターンを繰り返しながら いくつもの劇団が栄枯盛衰生成消滅して また新たな若手、が登場してくる。
今知っている中で一番の若手が このキリンバズウカ。 作・演出の登米君は 4月のニュートラルの打ち上げに来てたし クロムモリブデンの打ち上げにもいた。
どうやら、色んな劇団と お友達になろうとしているようである。 旗揚げからいきなりHEPホールで公演したりと 色々と妙な頑張りを見せているさわやか青年である。
そんな登米君の新作は 前回初めて見た、わりと観やすい感じの歴史モノ エンターテイメントとは打って変わって フェチ全開!意味不明てんこ盛りの異色作! これが、サイコーに面白かった。
主人公の女の子の台詞の半分は「ハイ」 この「ハイ」が怖い。そして震えるほど良い! 前作では上手い書き手という印象だったが、 実はとんでもない天才かも知れない登米裕一!
現在、私の中では関西若手の最注目株である。 行け!行け行け!もっと行け!と応援するぞ!
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