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2004/03/27(土)
森下亮・路上ライブ
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今日は、稽古が終ると皆で 大阪梅田に繰り出した。
今回の作品のモチーフの一つ、 路上でライブする人たちを見学するためである。
そんな観光気分な役者達に混じって ギターを手に梅田のネオンをバックに佇む男がいた。
彼の名は、森下亮。 手にしたギターは、マーチンD−45。 特注したカラーリングのブラウンサンバーストが渋い。
なぜ彼は、ストリートミュージシャンとして 脚光を浴びながら、音楽で生きていく道を捨て 芝居の世界に飛び込んだのか? その謎が今夜、明らかになろうとしていた。
彼は言う。 「僕の歌は、壊れやすいから・・・」
歌が壊れやすい? ガラス細工のデモテープ? 紙みたいに薄いCD?
そんな共演者達のテキトーな突っ込みも 今夜の森下亮には通じない。
彼がギターを抱えると 独特の空気があたりを支配した。 「かっこいい・・・」 女優陣の口から漏れるため息。 次第に人が集まってきた。
一体これから何が起こると言うのか? この続きは、いつかまた書くことにしよう。
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