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2004/05/20(木)
亜弥とあやや
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こういうタイトルの本が出ていて すぐさま手に取りレジに向かった。
私は松浦亜弥が大好きである。 と言っても別にCDや写真集を買ったり コンサートに行ったりするわけではない。
けれど、この本は 私のために作られたかのような本である。
まずタイトルがいい。 そして、表紙の写真がいい。 さらに、ページをめくると 幼少時からの写真が続いているのがいい。
文章の内容は「早すぎる自叙伝」。 と言っても実際は 遊園地で遊びながらのインタビューで まるでもう一人の自分が この本を作ったのではないか?と錯覚する。
1999年に東芝EMIから 宇多田ヒカルと椎名林檎が 同時に出てきた時にはついに 時代を画する人達が出てきたと思った。
そして今、 松浦亜弥や氷川きよしが出てきて ああもう完全に変わったなと思う。
今の女子はみんな 自分をキレイに見せるのが上手くて 逆に言えばそこそこキレイな人は 結構どこにでもいる時代である。
で、 私が女子を気に入る一番のポイントは キレイ=顔が整っていることよりむしろ 見ていて飽きないことなのであるが、 松浦亜弥はそれを完全にクリアしている。
見ていて本当に飽きない。
なぜ飽きないのか? それはシンプルに言えば 松浦亜弥が「強い」からなのだと思う。
そして、その強さにもかかわらず 「あやや」という、 聞いただけで腰くだけになるような ほっこりしたネーミング。
兵庫県姫路市生まれだと言う。 三宮とかに出てきていたら すれ違っていたかもしれない。
数年前に平日に一人で姫路美術館に デルヴォーを見に行った時に バス停留所に立っていたかもしれない。
そんな勝手な想像をしながら 本のページをめくる。 彼女はまだ17歳である。
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