|
2004/06/14(月)
one of them ? , or only one ?
|
|
|
例えば、仕事を変わる。
今までは同僚だった人達と 楽しく昼食をとったり、たまには夕食も。 さらにはコンサートなんかも一緒に行ったり。
それが、仕事が変わり、生活が変わり 次第に、あるいは急速に 以前の同僚とは疎遠になり 新しい職場の誰かと仲良くなり、意気投合する。
別に、適当に気の会う人なら誰でもいい。 たまたま職場が一緒で近くにいたから 私を不快にさせるような存在ではないから 一緒に時間を過ごすのもそれなりに楽しい。
そういう友達とは別に、 例え職場が変わっても会い続ける、 互いにつながり続けることが必要な相手がいる。
Nobody's Heart (Belongs To Me) という曲がある。
「誰も私とつながっていない」 というような意味だろう。
別に、つながらなくても生きていける。
ただ、一度誰かとつながった記憶は Nobody's Heart (Belongs To Me) というつぶやきを、 無意識の中で木霊させる。
そしてある日、誰かと出会う。 Nobody's Heart (Belongs To Me) というつぶやきが、一瞬消えた気がする。
しかし、その次に始まるのは その誰かにとって自分がone of themなのか あるいはonly oneなのか、という禅問答である。
原理的には、only oneなどありえない。 それは、思い込みの中にしか存在しない。 その思い込みが、壊れずに育っていくことを あとは祈るのみなのかもしれない。
|
|
|
|