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2004/06/09(水)
上手い演出はいらない。
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「21g」を観た。
ショーン・ペン ベネチオ・デル・トロ ナオミ・ワッツ シャルロット・ゲンスブール
ってな具合のキャスティング。 まさに、私のための映画である。
で、宣伝どおりの演技合戦。 一番難役のナオミ・ワッツが一歩リードか? とか思ったが、演出が上手いな〜と思った。 そして、演出が上手すぎるのはよくない、とも思った。
これだけのキャストが揃っているのだから 演出がどうこうとか観客に思わせすぎちゃダメだと思う。
タランティーノの「パルプフィクション」は 演出上手いな、と思ったけれどそれ以上に なんで今ジョン・トラボルタなの?という驚き のほうが大きくて、やっぱり役者が良かったな と観終わった後、素直にそう思えた。
「21g」は、ちょい演出が前に出すぎ。 もっとストレートに作ったほうが良かったのでは? と何度か思った。
演出がどうこうより、役者が良かったと言われたい。
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