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2004/07/10(土) それでも時間は過ぎていきます。
@どうして脚本家は、
 薄幸そうな女優が好きなのか?
Aどうして理想の結婚を演じる人たちほど、
 破綻して「結婚と恋愛は別」とか言い出すのか?

この二つを統合して
B生きることは、破壊と再生の連続である。
ということを書いた原稿が消滅したので、
このシリーズはまたいつか、続きを書く。

芝居とか映画とか
2時間くらいで終ってしまうものの中に
日常と破壊と再生をリアルに持ち込むのは
なかなか難しい。

長い時間の流れの中で
繰り返す小さな破壊と再生。
そして周期的に訪れる大きな破壊と再生。

そんな内面のドラマとは関係なく
時間は過ぎてゆく。

曽我さんが、
タラップから降りてきた旦那さんに
思いっきりキスしたのでびっくりした。

曽我さんのイメージとのギャップと
北朝鮮のような厳しい環境の中でも
公然とキスするのはOKなんだな、という驚き。

大歓声の中で
おどおどする娘達と、
大観衆に慣れた感じで手を振る
曽我さんとのギャップが寂しい。

生瀬勝久氏が
「今は、楽しんで生きるのがテーマ」
と言っていたが、それでは
以前は何がテーマだったのかを訊きたい。

人生を楽しくしたい。
生きてる時間を楽しみたい。
それは誰もが思うことだろう。

毎日が必死で
楽しむ余裕も無い時期
というのも、確かにあるだろう。

そこを過ぎて
余裕が出てきたからこそ
「楽しんで生きるのがテーマ」
ということになるのだろう。

この
「楽しんで生きるのがテーマ」
という発言は
「現場がいい。いつも現場にいたい」
という発言とセットになっている。

現場は、静かな時も騒がしい時も
いつでもその場の空気から
皮膚を通して緊張感を感じることができる。

宮崎あおいも
「現場にいることが一番幸せ」と言っている。
「いつも現場にいる時間を濃く過ごしたい
 って思うんです。
 いついられなくなるかも分からないし。
 そういう不安は多分ずっとあるから」

思えば、私がやってきたことも
「現場」を作ることに他ならない。
そして「現場」とは、終ってみれば
「場所」というより「時間」であったと思う。

暑くて夏バテ気味の毎日。
思考がまとまらないし、集中力が続かない。
けど、時間はどんどん過ぎてゆくので
次の「現場」に向けて、そっと走り出す。


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