|
2004/07/21(水)
鹿を殺す。
|
|
|
昨日挙げた3劇団のほかに 若手で「鹿殺し」という劇団がある。 若いだけあって「青春胡散臭い系」 と呼びたくなるようなさわやかさだ。
路上でパフォーマンスとかやってるらしく 男全員上半身裸にサスペンダーで 鹿のかぶりもので登場するので 女子高生が大喜びするらしい。 さわやかだ。
それにしても、なぜ「鹿殺し」なんだ。 奈良公園出入り禁止間違いなしだ。 だけど、逆にぜひ奈良公園で パフォーマンスやって欲しい。
鹿のかぶりもので一列に並んで歩いて 鹿と戯れて鹿せんべいあげたり 子どもから鹿せんべい巻き上げたり。
そういえば、私は羊が嫌いだ。
とある農業公園で弁当を広げたら 無数の羊が集まってきて生命の危険を感じたので 近くにいた数頭の羊を蹴り倒して避難した。
村上春樹の 「羊をめぐる冒険」という小説の中では 羊は邪悪なる意志の権化として描かれている。
あれはきっと、兵庫県在住だった村上氏が 六甲山牧場でやはり私と同じように鹿に囲まれて あの笑っているようで笑ってない目を見て 戦慄とともに思いついた設定に違いない。
ということで、羊は嫌いだが鹿は好きだ。 鹿のような目をした女の子には、弱い。
|
|
|
|