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2005/01/17(月)
震災から、10年。
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10年ひと昔、という言葉を実感する。
別に10年なんて人間が勝手に決めたスパンで 何を感じる必要もないはずなのに あれはひと昔前の出来事になった、と体感する。
テレビで10年10年と連呼するので 「ああ、10年経ったのか」と思い、 深夜番組で当時の映像が延々と流れるのを見て 色々なことが記憶の底から蘇る。
テレビの中の記憶、記憶の中のテレビ。 相変わらず、テレビに左右される人生である。 と言っても、最近はそれほどテレビを見ない。 ニュースもネットで十分だと感じる。 10年後には、僕の記憶はネットで構成されているかも。
あの時死んでいたかも、紙一重だった、という感触が蘇る。 全ては突如として崩壊する。皮膚からそのことを感じた。
何かが自分の中で失われたが、それが何かが分からず 激情に突き動かされて行動した結果、体を壊した。
あんなことはもう二度とない、のだろうか? 分からない。その時、自分がどうなるかも含めて。
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