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2005/01/18(火)
松田正隆氏、健在。
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アイホールのダンス公演で、久し振りに松田さんを見た。
松田さんは岸田戯曲賞という、演劇界の芥川+直木賞 みたいな賞を獲りはった偉い劇作家の先生で 昔、松田さんが主宰していた「時空劇場」の作品を観たことが 私がニュートラルを始めるきっかけにもなっている。
すごい人である。そして、まったりした人である。 ダンス公演のアフタートークのゲストをしてはったのだけど ダンスを言葉で表現する、というのはとても難しいので 言葉を慎重に選びながら、ゆっくり話をされていた。
松田「孔雀がね・・・オスの孔雀が、バアッとね、翼を広げるでしょ? メスの前で。あれ、なんであんなバアッとなんでしょう?変でしょ? バアッとですよ?変じゃないですか?おかしいでしょ?」
・・・そう主張する松田さんのほうが、よっぽどおかしい。
松田「メスの気を引くためとかね、あったとしても、やっぱり変なんですよ! あの動き、バアッと!どうしてそんなことになってるの?っていう。 そういうものを見たいですね。孔雀みたいな、バアッみたいな」
・・・松田正隆、健在である。恐るべきマイペース。
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