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2005/12/23(金) 美術館の遠足 9/10
阪神電車・香櫨園駅から徒歩5分のところに
西宮大谷美術館がある。

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展と
美術館の遠足・一日だけの展覧会の年2回、
必ずこの美術館を訪れる。

私の絵本好きは、
ここでは多分触れたことは無いが
書くとものすごく長くなって
日記ではなくなるので書かないのだと思う。

絵本を作りたい
という気持ちは以前からずっと持っていて
これは多分何らかの形で実現するだろう。

で、ここでは今日行ってきた
美術館の遠足9/10について書く。

サウンドアーティスト藤本由紀夫さんは
関西が世界に誇る才能の一人である。
藤本さんについて知りたければ
名前で検索すれば色々出てくるはずだ。

今年は入り口で「audio picnic」
という丸いシールを渡される。
観客はそれを体のどこかに貼って、
館内を自由に歩き回る。

鍵のかかっていない全てのドアの向こうに
展示物が用意されている。
観客はさながら泥棒のように、機械室や倉庫の
ドアを次々と開きながら進んでゆく。

機械室の暗闇の中で
戻ってくる誰かの吐息が聞こえる。接触する。
むこうに、レーザーの微かな赤い光の線が見える。
近づくと、オブジェが小さな音を立てて動いている。

時間限定のものもあって、
すべての展示物を観ることができるとは限らない。
友人たちと一日、だらだらとここで過ごす人もいる。
あがた森魚やはじめにきよしのライブがあったり
入場料500円で、一日いても楽しめる。

いつの間にか9回目である。
最初の頃は、展覧会当日なのにまだ会場の片隅で
作品を作っていて、それがまた面白かった。

大阪造形センターの講座で知り合った
シャトナー研などの空間装置を手がけている
チプラスタヂオのはしのちなつさんとは
よくここで顔を合わせた気がする。

今年は、魔人ハンターミツルギ君に会った。
私がこの美術展について熱く語ったことを
覚えていてくれて、足を運んだらしい。

この「美術館の遠足」は
関西の表現に携わる人間なら
必ず一度は足を運ぶべき展覧会である。

10年間、毎年1日だけの企画も
来年で遂にファイナル、10/10である。
開催日は、5月27日の土曜日だ。
行かないと後悔する、と私は思う。


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