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最新の絵日記ダイジェスト
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2005/12/15(木) こんな夢を見た。@
普段の私は、見た夢をほとんど覚えていない。
ところが、最近忙しくて疲れているせいか
目が覚めてからも結構覚えていることが多い。

東京の、山手線に乗っている。
隣には宮藤官九郎が座っていて
東京を案内してくれている。

色々とマイナーなおかしな場所を巡って
さあ次はどこへ行こうかという話になって
私がある有名なスポットの名前を告げると
クドカンは急に困ったような顔になった。

どうやら、
マイナーな場所には強いのだけれど
有名な場所には弱いらしい。

すると急に、彼は電車を降りて
ホームにいた女の子に声をかけて
彼女が持っていた「るるぶ」を借りて眺め始めた。

クドカンは、こちらをちらりと見て
「載ってる載ってる!」という顔をして
地図ページをめくって場所を調べ始める。

発車ベルが鳴り、
あわてて列車に乗り込んでくるクドカン。

ところが、
手に「るるぶ」を持ったままなことに気付き
走り始めた列車の窓から線路に飛び降りると
女の子のいるホームに向かって駆け出していく。

私は、その後姿を眺めている。

2005/12/14(水) 演劇について。
被災地見学ツアー、というのがあるらしい。

地震とか津波とか台風とかが続いたが
現地の惨状を視察に行く、という名目の
ツアーが組まれ、観光客が訪れているらしい。

もちろん、現地の惨状を見て
自己犠牲を払ってでも行動を起こす人もいるだろう。
だが、どうやら客はそんな人たちばかりでは無いようだ。

あるいは、悲惨な事件が起こった現場が
観光地化する、という状況もある。
なんだか過去になりつつあるが、酒鬼薔薇聖斗事件の
犯人の少年が住んでいた神戸市内の家がそうだった。

私も一度、「被災者」になった。
阪神淡路大震災の時は、本当に様々な体験をした。
夜は街灯が消えた暗闇で、風呂も沸かせなかった。

けれど、尼崎を越えて大阪に入ると
状況は一変した。何も変わらない街がそこにあった。
あれから、演劇に対する考え方が変わった。

ただの演劇じゃないか、と思うようになった。
演劇で社会にコミットするなんてありえない。
そんなのはやってる側の思い込みに過ぎない。

事件に対する独自の視点を提示した?
そんなもの、何の役にも立ちはしない。

私はただ、芝居が好きなだけなのだ。
舞台があって、役者がいて、その役者の内的な
エモーショナルな何かが、演技を通して伝わってくる。
まるで巫女の憑依の場面に立ち会うかのような緊張感。
それは、私をどこか遠くへと連れて行ってくれる体験だ。
そういう時間が、私は好きなだけなのだ、と思う。

演劇は、地震とか津波とか台風とか
あるいは戦争とか事件とかを題材にすることが多い。

劇的なものを見せるのが演劇だとしたら
そういうものを題材にして作品を作るのは
ごく当たり前のことだし、実際昔からそうだった。

それは、芝居を面白くするため、
面白い芝居を作るためにそういう題材を
選んでいるのであって、それ以上でも以下でもない。

ある意味、演劇と前述した現地観光ツアーとは
大して変わらない部分を持っているのである。
あの地震の日々を経て、強くそう思うようになった。

だけれども、私はやはり芝居が好きである。
特に小劇場は、作り手の自由度が高く
好き勝手なことが言えて、好き勝手な表現ができる。

そして、自由に作れといわれても
目に見えない制度に縛られたまま
ありきたりなものを再生産する大勢の人たちの中で、
本当に好き勝手な、自由な表現ができてしまう、
そういう才能を持った人たちが
数は少ないけれど、この世の中にはいるのである。

そういう人たちに、会いに行く。
作品を通して、作り手の中にある「自由」に触れる。
それが恐らく、私が劇場に向かう理由である。
まあ単純に、好きな役者が出ているから観に行く
という部分も大きいんだけれど。

2005/12/12(月) 女優・川田陽子、復活。
ニュートラルを始めた頃
私は自分が役者として掴んだ
「コントロール・オブ・アウト・オブ・コントロール」
すなわち、世阿弥が言うところの「離見の見」の極意を
メソッドの中心に据えて、それを体現できる役者を集めて
少人数・小空間において、最小限のセットと音と明かりで
ただひたすら役者の力を見せることに注力した舞台を
出現させることに心を砕いていた。

そんな時に女優・川田陽子に出会った。
彼女は、私がそれまで出会った全ての役者の中で、
最も手ごわい相手だった。

舞台を構成する要素の中で
役者こそが最も重要にして中心である。
当時、私はそう信じ始めていたのだが
彼女と出会って、それは確信に変わった。

物語もいらない、台詞もいらない。
何も起こらなくいい、ただ強度さえあれば舞台は持続する。
そこでは、役者の演技が全てを支配する。
何が起こるか分からない。まるで、人生そのもののように。

そんな演劇を目指していた僕らが一緒に芝居を作らなくなってから
それなりの時間が流れたと思う。
僕らはお互い、人生における様々な苦難に遭遇し、
悪戦苦闘してきたと思う。

そして今日、彼女に再会した。
いや、これまでも劇場で何度となく出会ってはいたが、
今日こそが再会だった。

この写真は、当時の彼女だ。
この頃の強度が、彼女の中で完全に復活した。
さらに、歳月の中で彼女の体に刻まれた様々な体験が、
さらに肥沃な演技の地平へと、彼女を運んできたようだ。

これが女優だ、と私は言いたい。
このレベルの役者が、今何人いるだろうか?
本当に久しぶりに、私は役者の演技に震えた。

くじら企画の「海のホタル」。
初日に見に来て、もっと宣伝したかった。
こんな演技は、そうそう見ることはできない。

こんな凄いものを見せてくれてありがとう。
今日はなんだか、幸せな気持ちで眠れそうだ。

2005/12/11(日) クラウス・ノミのように。
忙しくて忙しくて
芝居も映画も
あまり観ることができない。

そんな中で、
ずっとスクリーンで観てきた
北野武とギリアムの新作を
「すぐにDVDが出るはず」
という理由で我慢して
代わりに観に行ったのが
「ノミ・ソング」である。

孤高の存在クラウス・ノミの
ドキュメンタリー。
とにかく孤独な人だった
ということは伝わってきた。

人が自分の過剰さを
表に出そうとすると
周りから少し浮いた場所に
立つことになり、
自ずと孤独を知ることになる。

一見優しそうな人が
実は不審人物だったりする。
そういう今の状況は
分かりにくくて始末が悪い。

クラウス・ノミは、
分かりやすく変だ。
どう見ても明らかに不審だ。

彼はある少女に
「宇宙人なの?」と訊ねられて
「そうだよ」と答え、そのまま
宇宙人として彼女と話をしたそうだ。

やはりそれもまた
牧歌的な時代だけに許された
おとぎ話なのだろうか。

夢の中から聴こえてくるような
彼の美しい声。
昔よく聴いた曲。懐かしい音楽。

今はもう、彼のような人はいない。

2005/12/10(土) 見送るカエルたち。
一人だけ、笑ってます。

2005/12/09(金) カエルたち。
ゴミ箱らしいです。

2005/12/08(木) ベルリンの壁を壊す。
お久しぶりな人に遭遇した。
元クロムモリブデンの夏君である。

東京に行ってしまって
去年の年末年始のクロム公演では
東京の楽屋に顔を出し
信国君に「ウザイ」を連発しつつ
爽やかに去っていったのが
つい昨日の事のようである。

で、彼はこれからベルリンに行くらしい。
行く、というのは旅行ではなくて
向こうで暮らす、ということだ。
少なくとも1年位はいるらしい。

気になる向こうに暮らす理由とは
「ベルリンには、天使がいるから」
・・・ベルリン、天使の歌である。

ああ、彼が読んだら「ウザイ」と
言われそうな文章を書いてしまった。

クロム→東京→ベルリン。
夏はどこへ向かうのか?
世界の中心で愛を叫ぶのか?あるいは、
愛を叫ぶ場所こそが世界の中心なのか?

ドイツの舞台表現は今、結構面白いらしい。
結局、世界のどんな場所だって構わないのだ。
そこで楽しく暮らすことができるのならば。

2005/12/07(水) カエルへの旅。
この日記は無料で使える代わり
下の部分に小さく広告が出るようになっている。

どんな広告が出るかというと
日記の本文中にあるキーワードに反応して
日記の内容に関係あるような無いような感じの
ページへのリンクが表示される。

で、先日の「ケロヨン」の回に
真っ先に表示されたのが、以下の二つのサイトだ。

@「かえるのえさ通販」
ごま粒大から成虫までコオロギと
飛べないショウジョウバエなどを迅速発送
http://www.wildsky.net/food/mafood.htm

A「カエルカエル 置物激安通販」
楽天なら新製品や人気商品が激安!
気になる商品の一括比較も簡単
http://esearch.rakuten.co.jp/rms/sd/esearch/vc?sv=2&f=A&g=100553&v=3&p=2&e=0&s=0&oid=000&k=0&sitem=%B3%BF&nitem=%A4%C4%A4%AB%A4%A8%A4%EB+%A5%DF%A5%AB%A5%A8%A5%EB+%A4%C8%A4%EA%A4%AB%A4%A8%A4%EB&x=0

URLを示しておいたので
興味のある方は訪問してみるとよい。

ちなみに、@の中の
「飛べないショウジョウバエ」
のページに行くと、いきなり
「殖えるのを待っておりまして、販売休止中です
 申しわけありません。」という表示が目に飛び込む。

また、
「冬期はカイロ実費¥21/個を別途お願いします。」
というような表示もある。

宅配でカイロ付で送られてくる
「飛べないショウジョウバエ」の詰め合わせ・・・。
まだまだ知らない世界があるんだなぁこの世の中には。

そして、ひたすらカエルのことばかり書いている
ブログ「けろけろりん」
http://blog.livedoor.jp/catmee/
や、
色んなカエルのオークションサイト
「カエルを飼いませんか」
http://www.bidders.co.jp/dap/sv/list2?sort=num%2CD&categ_id=9311313&cf=N&srm=Y
など、
様々なサイトがある。

ちなみに、今日の画像は
Aの「カエルカエル 置物激安通販」のページで見つけた
今最もナウでハイセンスでポテンシャルなカエルグッズ!
「缶クラッシャー かえる君」

2005/12/01(木) ケロヨン。
前にも書いたけど、
せっかく11月末の日記を更新しても
12月になるとすぐ、

「2005年12月の日記はありません。」

という表示だけの画面になってしまう。
この日記、シンプルでいいんだけど
この点だけは改良して欲しいものである。

で、ケロヨン。

私は生まれてからこれまでずっと
薬局の前に置いてある緑色の物体(写真上)
こそが「ケロヨン」だと思っていた。そう信じていた。

しかしそれは間違いであった。

この物体には名前は無い。
ただ「カエル」と呼ばれている。
KOWAによると年齢も出生地も不明だそうだ。

そして、写真下の着ぐるみ・・・
スポーツカーに乗ったカエル野郎こそが
正真正銘の「ケロヨン」なのであった!!!

・・・可愛くない。
本当のことなんて知りたくなかった。
俺にとっては今でも、
薬局前のあれが「ケロヨン」なのさ!

折角なので、
ケロヨンに関する歌の歌詞を2つ。

@ケロヨンおんど

ケロ ケロ ケロヨン ハイ ケロヨン
こどもも おとなも ハイ ケロヨン
カッコイイ すてきな あいことば
ケロヨンおんどで ハイ ケロヨン
世の中 いろいろ あるけれど
いやなことなど ケロヨンとわすれ ケロヨンでいこう
 
ソレ! ケロヨン ケロヨン バ ハッハ〜イ 
ケロヨン ケロヨン バ ハッハ〜イ

※「ケロヨンとわすれ ケロヨンでいこう」
  というくだりが最高である。ケロヨン!

Aケロヨンのうた

うれしいときは ケロヨン
かなしいときは ケロヨン
たのしいときも ケロヨン
さびしいときも ケロヨン
パパにもママにも いえないことを
ケロちゃんになら おはなしできる
こころの おともだち
みんなの ケロちゃん

※「パパにもママにもいえないこと」
  って何だ?気になるぞ!ケロヨン!

にしても、「ケロちゃん」ってどういうことなん?
ケロヨンが本名で、ケロちゃんがあだ名なのか?
姓がケロで名前がヨン?・・・ヨン様?分からん!

Ahでもそんなことはもう、どっちでもいいや!
むずかしいことは忘れよう!ケロヨンでいこう!


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